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ただメタボ対策のためでなく-自転車で銭湯めぐり
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2011年(平成23年)が終わる。12月中にどこかの銭湯に行こうと思っていたのだが、スケジュールの都合で叶わず。結果、今年訪れた銭湯はスーパー銭湯も含めて9軒とかなり寂しい。

今年、銭湯にあまり行けなかった理由は、昨年に比べてわずかながらではあるが仕事が増えてきたことと、なにより東日本大震災である。

3月11日以降しばらくの間、テレビでは津波、壊滅した街、避難所、福島第一原発などの映像が連日流され、わたしはその映像に大きなショックを受けた。テレビで見ただけでショックを受け、余暇を楽しもうという気がなくなったのだから、不幸にも被災し、家や大切な人を失ってしまった方々の心中は計り知れない。

そして数か月が経ち、今年の漢字には「絆」が選ばれた。だが、どうも腑に落ちない。ご存知の通り、「今年の漢字」の発表は京都の清水寺で行われるわけだが、京都といえばこの夏に「陸前高田の薪拒否騒動」が起きた場所である。「送り火」と「今年の漢字」とでは行われる寺院(主催団体)が異なることは承知しているが、やはり違和感がある。

このほかにも、福島物産展のような商業イベントが近隣住民による脅迫まがいの声を含む反対で中止になったことがあったし、現在がれきの受け入れを拒否している自治体も少なくない。

こうした事態はたいへん残念なことである。だがわたしには、このような拒否活動を行ったり、支持したりした人たちを非難することはできない。なぜなら、これは単純なニンビズムの問題ではなく、多くの人々が抱いている政府や東京電力に対する不信感に根ざした問題に思えるからである。

原発事故に関する政府や東京電力の対応および情報公開や、「直ちに影響はない」に象徴される、政府の線量に対する見解をそのまま受け入れることが難しい状況で、感情論、精神論がもつ説得力は乏しい。そのことを十分に認知しながら「絆」の一文字で締めくくってしまう(あるいはそのような気にさせる)ことに恐怖を覚える。

東日本大震災では多くの人々の命と生活が失われた。我々はこの震災からできる限り多くの教訓を得、今後に生かす必要がある。被災地は復興しなければならないし、被災者はしっかりとした生活を取り戻さなければならない。

東日本大震災はまだ終わってなどいない。「絆」が試されるのはこれからなのだ。

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