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ただメタボ対策のためでなく-自転車で銭湯めぐり
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今週は暇だった。しかし、なんとなく風邪気味でいまひとつ元気が出ない。でも身体が動かないわけじゃないし、熱もない。こういうときは家に篭っているよりも身体を少し動かしたほうがいい。というわけで銭湯に行くことにした。

11月12日(金)、「ツール・ド・銭湯2010」第21ステージは、練馬区の「松乃湯」。西武新宿線の武蔵関駅から徒歩約6分のところにある。

松乃湯


武蔵関に来たのは今回で2度目。前回は駅のそばにある関の湯が目的地であったが店主のケガのため休業中。しかも月曜日だったため近くの第二亀の湯と松乃湯がともに定休。そのため、西東京市の妙法湯のんびり温泉へ行ったのだった。

今回は開店時間の14時をちょっと過ぎたころに到着。松乃湯の建物はたいへん立派なビルである。建てられてからそれほど年数は経過していないだろう。4階建ての1階と2階部分が松乃湯となっているようだ。

周囲に目をやると、「松の湯通り商店会」の看板があちこちに見える。商店街の名前になるくらいだ、現在のビルになる前から松乃湯はこのあたりの中心的存在であったのだろう。

入口


さて、洒落た入口の自動ドアを入ると一対の大きな招き猫が迎えてくれる。ドアの内側には「銭湯浪漫」の暖簾が掛かっている。下足箱は100円硬貨のコインリターン式だ。普通の銭湯でコインリターン式の下足箱を見るのは初めてだ。

自動ドアをもう1枚入ると左手に券売機がある。ここで入浴券(サウナを利用する人はサウナ券も)を購入し、フロントに渡す。フロントは若い女性。ロビー部分は天井が高く、明るい。スーパー銭湯のような雰囲気だ。

フロントを通過すると階段が2つ並んでいる。右の階段はフロントの真上に向かってカーブしており、左の階段は脱衣所へと伸びている。

男湯の脱衣所は右側。広さは8畳ぐらいだろうか。主な備付品はアナログ体重計に洗面台が2つ、ドライヤー(3分20円)が2つ、3人分の木目調長椅子、ソフトドリンクの自動販売機。

ロッカーは扉部分が木材のような色で、床や椅子とマッチしている。すべて3:4型で浴室対面に7列×4段、男女境壁に4列×4段の計44箱。これも100円硬貨を使用するコインリターン式。大きさは普通の銭湯のものと変わらない。

いよいよ浴室。入口から見ると、幅3メートルほどの空間の両側にカランがずらっと並んでいる。思い描いたようなモダン銭湯の眺めである。それぞれのカランの前には椅子と洗面器がすでに置いてあって、これもスーパー銭湯のようである。中に入ると間口方向の視界が広がるが、奥行もなかなか広い。奥壁の上のほうにはステンドグラスが嵌っている。

松乃湯の浴槽は5つ。そのレイアウトであるが、男女境壁側の脱衣所寄りの位置にガラスなどで仕切られた結構広い空間があり、中を見ると浴槽が3つある。境壁側奥には大きな浴槽が1つあり、内部がさまざまな種類の風呂に区切られている。外壁側にはサウナ室と水風呂がある。

ガラスで仕切られた空間は露天スペースということになっているが、2階分の高さに天窓の付いた天井があり、広い空が見えるというわけではない。露天スペースの3つの浴槽にはいずれも湯温計が付いていて、それぞれ38°C、40°C、42°Cを指していた。40°Cと42°Cの浴槽は2~3人分の大きさ。38°Cの浴槽は他の2つより若干大きく、向かって右端のあたりからぷくぷくと気泡が出ている。この浴槽は高濃度人工炭酸泉で、美容上、健康上の効果が期待できるらしい。

内湯の浴槽は座風呂、ハイパージェットノズル、ボディエステ、フットジェット、電気風呂、うたせ湯、リラックスバスに区切られている。あまりに種類がありすぎてすべてを体験することはできなかった。

サウナは「遠赤外線サウナ」と「ロッキーサウナ」の2種類がある。普通の銭湯で2種類のサウナとは驚きである。サウナは別料金で、松乃湯のホームページでは300円となっているが、券売機に表示されている金額は270円であった。追加購入用のサウナ券のほかに、「入浴+サウナ 720円」というボタンもあったので、サウナ追加料金は270円ということで間違いないだろう。

水風呂は2人なら遠慮なく同時に使用できる大きさだ。

カランは入口から見て左側(男女境壁側)に6、右側に9、奥壁に3の計18。全箇所シャワーヘッド付き。シャワーの栓が手元にあるので使いやすい。洗面器を置く台は普通の銭湯のものより高い位置にあり、そのぶん椅子も座面の高いものが用意されている。これもスーパー銭湯と同じだ。カランまわりでスーパー銭湯と異なるのは、湯と水の栓が別々になっていること、ハンドシャワーではなく鏡の上部にシャワーヘッドが付いていること、そしてシャンプー類の備付けがないことぐらいだろうか。シャワーブースは入口のすぐ左に1か所、浴室の中央付近に1か所ある。

松乃湯の浴室でもうひとつ驚いたのは、入口付近の床である。床は中心から両側のカラン列に向かって緩やかに下り傾斜しているのだが、床の中心線上にパイプが埋め込んであって、ところどころ湯が数センチの高さまでチョロチョロと噴き上がっているのだ。雪の多い地方では、降った雪が積もらないように温水を常時流していることがあるが、まさにそれと同じ仕組みである。松乃湯がこの設備を取り入れた目的は床に残った石鹸の泡を洗い流すためか、床が冷たくならないようにするためのいずれかだろうと思うが、「平成の銭湯はここまで来たか」と感嘆した。

しかしながら残念に思ったことも1つある。洗い場には「席とり禁止」のシールがあちこちに貼られている。この禁止事項を客に守ってもらうためには持ち込んだ浴用品を置くための棚が必要なのだが、浴室内にはこの私物棚がないのだ。浴用品を置いておく場所がほかにないから、結果的にカランを占有してしまうことになる。実際、わたしが訪れたときは満席でなかったためかもしれないが、「席とり禁止」を守っている客はほぼ皆無であった。

脱衣所から出て、フロント横のもうひとつの階段を上がるとフロントの真上に出る。そこにはテーブルと椅子が並んでいて、ソフトドリンクの自動販売機がある。サロンとでも呼びたくなるような空間だ。テーブルと椅子は1階の階段前にもあり、この場所だけを切り取って見ると喫茶店のような雰囲気である。

右側から


松乃湯のホームページによれば、駐車場は建物の裏に17台分あるとのことだ。自転車は建物入口に向かって左の場所に置いていいようだ。

松乃湯は、スーパー銭湯に近いレベルの設備を持った銭湯である。いつかまた、もう少し陽の長い季節に訪れて多種多様な風呂とサウナを満喫したいと思う。

松乃湯へ行く前に関の湯の様子を見に行ったのだが、「店主のケガのためしばらく休業」の貼り紙がまだあった。あれから一度も営業していないのだろうか。心配だ。

◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇

松乃湯 (練馬30番)
東京都練馬区石神井台7-11-1
03-3920-4005
営業時間 14:00~21:00
定休日 月曜・火曜

サウナ 270円(追加料金)
ホームページあり

『1010』なし

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