ただメタボ対策のためでなく-自転車で銭湯めぐり
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
「ツール・ド・銭湯2011」第2ステージは2月10日(木)、国立市の「松の湯」。国立市には現在2軒の銭湯があるが、もう1軒の鳩の湯は2009年6月3日にすでに訪れている。
国立駅南口には大まかに言って3つの主要な通りがある。駅を背にして左斜め(南東)に伸びているのが「旭通り」。正面にどーんとあるのが「大学通り」、そして右斜め(南西)が「富士見通り」である。いずれの通りにも低料金で満腹になれる定食屋などの庶民的な店から、わたしのような者が入ってはいけないお洒落な店まで、さまざまな業種のさまざまな店舗がずらりと並んでいる。
その富士見通りを進んだ先に松の湯はある。駅からは1km以上あるので歩けば13~14分かかるだろう。
15時に到着。すでに松の湯は開いていて、お客さんのものらしき自転車が数台停まっている。
松の湯は戸建銭湯だが、建物は流麗な破風造りではなくシンプルな形状の三角屋根である。入口にはガラスブロックが嵌め込まれていて、その両脇から中に入れるようになっている。入口の上には左に「殿方」、右に「御婦人」とあるから、男は左側から入らなければならないような気になるが、ガラスブロックの裏は通り抜けになっているのでどちらから入っても構わない。
外からはわかりにくいが、建物を入ったところに暖簾が掛かっている。暖簾は藍地に屋号が白く染め抜かれたものだ。暖簾をくぐった先は下足箱とフロント。現在はフロント式であるが元々は番台銭湯であったことは明らかで、下足箱は左右に分かれて配置されている。
フロントは、かなり狭いガラス張りのブースで、ガラスの扉が付いている。昔の町医者の受付みたいな感じだ。中にいるのはおかみさん。「いらっしゃい」とガラス扉をスライド。わたしは料金を支払い脱衣所へ向かう。脱衣所へは木の引き戸を開けて入る。
脱衣所は広い。間口6メートル、奥行4メートルぐらいだろうか。フロント式への改装にあたってロビースペースを設けていないので、番台式だった頃のままの広さを維持できている。男女の境は大鏡。高い天井からはプロペラ型の扇風機がぶら下がっている。
脱衣所内には白いベンチと小さな木のテーブル。その他の備付品はアナログ体重計、足裏を刺激する踏み板、洗面台×1、ドライヤー(20円)×1、古いマッサージチェア×1、ソフトドリンクの自動販売機。ロッカーは外壁に12列×3段、ほかに2列×2段×2面の島ロッカー。箱はすべて3:4型。島ロッカーの上には『1010』やマンガ本が置かれている。
相客は4人だったがわたしと入れ替わりに1人出て行った。まだ15時を5~6分まわった程度である。実際の開店時間は15時より前なのかもしれない。
黄色ケロリンの桶と、プラスチック製の丸椅子を取ってカランへ。ちょっとぬるいカランの湯で湯かけをしながら浴室内を見回す。外壁の上部から弧を描いて二段式の天井へつながっていて、外壁と天井には化粧板が貼られている。奥壁にはペンキ画。富士山が男女の境を頂点に描かれていて、「駿河 22.4.21」と記されている。またペンキ画の下には広告板がいくつか見える。
カラン配置は男女境壁より8+(5+5)+5、全箇所シャワーヘッド付き。古い銭湯の島カランでは、入浴道具を置く台部分の奥行があまりないことがときどきあるが、ここのは問題ない。シャワーブースは男女境壁と外壁にそれぞれ1つずつ。
浴槽は2つ。向かって左が主浴槽。その内部は2つの部分に分かれていて、左がでんき風呂(1人分)、右がバイブラ湯(3人分)。バイブラ湯は手すりでおよそ1:2の大きさに分けられていて、手すりの下から水流とともに気泡がゴボゴボと湧き上がっている。右の浴槽はジェット座湯(2人分)。水冷枕が付いている。サウナや水風呂はない。
はじめにジェット座湯へ入った。最初の数秒こそ熱く感じたがすぐに慣れた。いったん湯から出てシャンプーなどを済ませ主浴槽へ。苦手なでんき風呂に強度の確認のため入ってみたものの、やはりビリビリきたので即座に撤退、バイブラに落ち着く。湯温はジェット湯と同じ。ぬるくはないけど個人的にはもうちょっと熱くてもいい。壁の湯温計は42°Cのちょっと上を指していた。
「さえき」という酒屋がある交差点のすぐそば。ただし、松の湯のある通りはこの写真の向きに一方通行。
じっくりと温まったあとで、わたしが脱衣所に戻ったのは16時ごろ。お客さんの数は6~7人に増えていた。
松の湯には駐車場があるようだが、場所や台数は未確認。自転車は建物の前などに置くことができる。
松の湯 (国立1番)
東京都国立市西2-21-31
042-571-2915
営業時間 15:00~24:20
定休日 第1、3水曜
『1010』あり
国立駅南口には大まかに言って3つの主要な通りがある。駅を背にして左斜め(南東)に伸びているのが「旭通り」。正面にどーんとあるのが「大学通り」、そして右斜め(南西)が「富士見通り」である。いずれの通りにも低料金で満腹になれる定食屋などの庶民的な店から、わたしのような者が入ってはいけないお洒落な店まで、さまざまな業種のさまざまな店舗がずらりと並んでいる。
その富士見通りを進んだ先に松の湯はある。駅からは1km以上あるので歩けば13~14分かかるだろう。
15時に到着。すでに松の湯は開いていて、お客さんのものらしき自転車が数台停まっている。
松の湯は戸建銭湯だが、建物は流麗な破風造りではなくシンプルな形状の三角屋根である。入口にはガラスブロックが嵌め込まれていて、その両脇から中に入れるようになっている。入口の上には左に「殿方」、右に「御婦人」とあるから、男は左側から入らなければならないような気になるが、ガラスブロックの裏は通り抜けになっているのでどちらから入っても構わない。
外からはわかりにくいが、建物を入ったところに暖簾が掛かっている。暖簾は藍地に屋号が白く染め抜かれたものだ。暖簾をくぐった先は下足箱とフロント。現在はフロント式であるが元々は番台銭湯であったことは明らかで、下足箱は左右に分かれて配置されている。
フロントは、かなり狭いガラス張りのブースで、ガラスの扉が付いている。昔の町医者の受付みたいな感じだ。中にいるのはおかみさん。「いらっしゃい」とガラス扉をスライド。わたしは料金を支払い脱衣所へ向かう。脱衣所へは木の引き戸を開けて入る。
脱衣所は広い。間口6メートル、奥行4メートルぐらいだろうか。フロント式への改装にあたってロビースペースを設けていないので、番台式だった頃のままの広さを維持できている。男女の境は大鏡。高い天井からはプロペラ型の扇風機がぶら下がっている。
脱衣所内には白いベンチと小さな木のテーブル。その他の備付品はアナログ体重計、足裏を刺激する踏み板、洗面台×1、ドライヤー(20円)×1、古いマッサージチェア×1、ソフトドリンクの自動販売機。ロッカーは外壁に12列×3段、ほかに2列×2段×2面の島ロッカー。箱はすべて3:4型。島ロッカーの上には『1010』やマンガ本が置かれている。
相客は4人だったがわたしと入れ替わりに1人出て行った。まだ15時を5~6分まわった程度である。実際の開店時間は15時より前なのかもしれない。
黄色ケロリンの桶と、プラスチック製の丸椅子を取ってカランへ。ちょっとぬるいカランの湯で湯かけをしながら浴室内を見回す。外壁の上部から弧を描いて二段式の天井へつながっていて、外壁と天井には化粧板が貼られている。奥壁にはペンキ画。富士山が男女の境を頂点に描かれていて、「駿河 22.4.21」と記されている。またペンキ画の下には広告板がいくつか見える。
カラン配置は男女境壁より8+(5+5)+5、全箇所シャワーヘッド付き。古い銭湯の島カランでは、入浴道具を置く台部分の奥行があまりないことがときどきあるが、ここのは問題ない。シャワーブースは男女境壁と外壁にそれぞれ1つずつ。
浴槽は2つ。向かって左が主浴槽。その内部は2つの部分に分かれていて、左がでんき風呂(1人分)、右がバイブラ湯(3人分)。バイブラ湯は手すりでおよそ1:2の大きさに分けられていて、手すりの下から水流とともに気泡がゴボゴボと湧き上がっている。右の浴槽はジェット座湯(2人分)。水冷枕が付いている。サウナや水風呂はない。
はじめにジェット座湯へ入った。最初の数秒こそ熱く感じたがすぐに慣れた。いったん湯から出てシャンプーなどを済ませ主浴槽へ。苦手なでんき風呂に強度の確認のため入ってみたものの、やはりビリビリきたので即座に撤退、バイブラに落ち着く。湯温はジェット湯と同じ。ぬるくはないけど個人的にはもうちょっと熱くてもいい。壁の湯温計は42°Cのちょっと上を指していた。
「さえき」という酒屋がある交差点のすぐそば。ただし、松の湯のある通りはこの写真の向きに一方通行。
じっくりと温まったあとで、わたしが脱衣所に戻ったのは16時ごろ。お客さんの数は6~7人に増えていた。
松の湯には駐車場があるようだが、場所や台数は未確認。自転車は建物の前などに置くことができる。
◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇
松の湯 (国立1番)
東京都国立市西2-21-31
042-571-2915
営業時間 15:00~24:20
定休日 第1、3水曜
『1010』あり
PR
この記事にコメントする
カテゴリー
最新TB
アーカイブ