ただメタボ対策のためでなく-自転車で銭湯めぐり
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しばらく銭湯めぐりができぬまま1月も下旬になってしまったが、ようやく「ツール・ド・銭湯2011」の開始である。第1ステージは1月26日(水)、川崎市多摩区の「宿河原浴場」。JR南武線の宿河原駅の改札を出て徒歩1分という場所にある。
川崎市多摩区には現在4軒の銭湯がある。平和湯、 ヘルスよしの湯、生田浴場、そして今回の宿河原浴場である。
ご覧の通り、宿河原浴場は大変立派な破風造りの建物である。最初は番台式だったのをフロント式に改装したものと思われる。
この日は開店時刻の15時を少し回った頃に到着。建物の前にはすでに自転車が数台置かれていたので、わたしもそこに自転車を並べた。
入口は建物の左側にあり、小さな屋根が付いている。アルミサッシの建具には牛乳石鹸の暖簾が掛かっている。冬の露天風呂を描いたもののようだが初めて見るデザインだ。
下足箱はSAKURA G、下足板はプラスチック製。自動ドアを入ると左にフロント、奥にロビー。フロントの両サイドには脱衣所への入口。おかみさんに料金を支払いつつ、どちらが男湯かを確認。フロントに向かって右のほうに「男湯」と書かれた暖簾が掛かっている。
脱衣所内は明るくてきれいだ。広さは6~7畳ほど。部屋の中央部に腰掛け台がある。備付品はアナログ体重計以外に目立ったものはない。洗面台は男女境壁に2基あるが、ドライヤーが見当たらない。自動販売機もなし。
ロッカーはSAKURA IIIだが、初めて見る形状だ。箱の高さが30cm弱、幅がおよそ50cmであり、ドイター・スーパーバイクを寝かせたまま入れることができた。この形状のものが外壁側に6列×4段、浴室対面に4列×5段。さらに、幅約30cm×高さ約40cmの一般的なものが浴室対面に3列×2段ある。
浴室は間口が広い。全体的に白いタイル張りで、奥壁は凹凸のある、灰色か茶色っぽいタイルを一部に使用したモザイクになっている。天井は高く、二段になっている。
カラン配置は男女境壁から5+(6+6)+(6+6)+0。全箇所シャワーヘッド付き。外壁直付けのカランはない。シャワーブースは男女境壁に2か所。それぞれにシャワーカーテンが付いている。
椅子と桶は外壁の前に積まれている。濃緑色でп型の椅子と黄色無地の桶を手にカランへ。カランの湯がぬるいが十分に湯かけをして浴槽へ。
浴槽は奥壁に沿って2つ。向かって右は主浴槽、左は主浴槽の半分ほどの大きさで、手すりで3人分に仕切られた水冷枕付きジェット座湯となっている。
まずジェット座湯に入ってみると熱い。隣の主浴槽に入ろうとしている常連さんは注水している。わたしは注水はせず、足だけ入れた状態に一旦戻って、『熱いっスね』なんて注水中の常連さんに声をかけてみる。「座湯に入れないようなら主浴槽に入ればいいか」と思いながら様子を見ていると熱さに少し慣れてきた。思い切って全身浸かってみると先ほどのような刺激はなくなってきて、やがて「熱めのちょうどいい感じ」になってきた。どうやら浴室内がまだあまり暖まっていないことと、カランの湯がぬるいため、実際の湯温よりも熱く感じたようだ。
実際の湯温を確認しようと壁の湯温計を見たが故障していた。体感では44°Cぐらいだが、ジェットやバイブラのように水流が体に当たる浴槽では実際の湯温より若干高めに感じることを差し引くと43°Cに達していないかもしれない。
カランに戻ってシャンプーなどをしながらサウナ室の様子を窺う。サウナ室は外壁側で、脱衣所に食い込む形で設けられている。扉のガラス越しに見たところ、2段になっていて6~7人が入れそうだ。また、脱衣所側にも窓がある。
水風呂はサウナ室入口の前にあり、大きさは2人分。手を突っ込んでみると冷たい。水温計は16°Cあたりを指していた。
ところで、サウナ室の入口には「別料金 二〇〇円」と書かれているが、フロントでは「550円 入浴料込み」となっている。たぶんフロントの掲示が正しいのだと思う。サウナ利用者にはバスタオルが貸し出されるようなので、リーズナブルな料金設定である。
いつの間にかカランの湯温が普通のレベルになっていた。体を一通り洗ってから今度は主浴槽へ。5人か6人が足を伸ばして入れる大きさだ。外壁の一部に格子が嵌っていて、そこから湯が注ぎ込んでいる。「ガリウム石温浴」というもので、壁に貼られた案内によれば人工ラジウム温泉のようなものらしい。主浴槽の左半分はバイブラになっていて、赤い光で照らされている。湯はもう熱くなく、他のお客さんも平然と入っている。座湯に手を伸ばして入れてみたがこちらと同じ温度。熱かったのはさっきの数分間だけだったようだ。いま浸かっているこの湯の温度が普通なのだろうが、最初に熱い湯に浸かっているのでちょっとぬるく感じる。こうなるともはや体感などあてにならないが、41°Cぐらいだろう。
わかりにくいが煙突には「宿の湯」と書かれている。Googleストリートビューの画像では「宿河原浴場」となっているから、比較的最近に書き換えたのだろう。文字は宿河原駅のほうを向いている。改札口からだとたぶん見えないが、跨線橋の上からなら見えるのかもしれない。
ロビーで一息入れる。ロビーにはソファー、テーブルなどのほか、薄型テレビ、マッサージチェアが置かれている。またフロントの正面には飲み物、下着類、浴用品の販売ケースが置かれている。
外へ出た。寒い。上空は明るいが、天気予報の通り弱い雨が降っている。写真を撮りながら屋根をよく見ると、破風の部分に細工が施されている。
破風の部分にはこのような細工が施されている
宿河原浴場は月曜が定休日であるが、成人の日の10日が休業日となっていることから、月曜が祝日の場合でも休業日の振替は行わないようだ。
入口の写真から休業日のお知らせの部分を切り抜いたもの。
宿河原浴場の前のスペースは駐車場となっているが、一部は右隣の武道具店と向かいの寿司屋のものである(プレートが貼ってある)。また、左隣のコインランドリーとの間を入ったところにも宿河原浴場入浴者用の駐車場がある。自転車の置き場所は一番上の写真の通り。
宿河原浴場
神奈川県川崎市多摩区宿河原3-5-13
044-911-3872
営業時間 15:00~23:00(日曜日は14:00~23:00)
定休日 月曜
サウナ 550円(入浴料込み)
川崎市多摩区には現在4軒の銭湯がある。平和湯、 ヘルスよしの湯、生田浴場、そして今回の宿河原浴場である。
ご覧の通り、宿河原浴場は大変立派な破風造りの建物である。最初は番台式だったのをフロント式に改装したものと思われる。
この日は開店時刻の15時を少し回った頃に到着。建物の前にはすでに自転車が数台置かれていたので、わたしもそこに自転車を並べた。
入口は建物の左側にあり、小さな屋根が付いている。アルミサッシの建具には牛乳石鹸の暖簾が掛かっている。冬の露天風呂を描いたもののようだが初めて見るデザインだ。
下足箱はSAKURA G、下足板はプラスチック製。自動ドアを入ると左にフロント、奥にロビー。フロントの両サイドには脱衣所への入口。おかみさんに料金を支払いつつ、どちらが男湯かを確認。フロントに向かって右のほうに「男湯」と書かれた暖簾が掛かっている。
脱衣所内は明るくてきれいだ。広さは6~7畳ほど。部屋の中央部に腰掛け台がある。備付品はアナログ体重計以外に目立ったものはない。洗面台は男女境壁に2基あるが、ドライヤーが見当たらない。自動販売機もなし。
ロッカーはSAKURA IIIだが、初めて見る形状だ。箱の高さが30cm弱、幅がおよそ50cmであり、ドイター・スーパーバイクを寝かせたまま入れることができた。この形状のものが外壁側に6列×4段、浴室対面に4列×5段。さらに、幅約30cm×高さ約40cmの一般的なものが浴室対面に3列×2段ある。
浴室は間口が広い。全体的に白いタイル張りで、奥壁は凹凸のある、灰色か茶色っぽいタイルを一部に使用したモザイクになっている。天井は高く、二段になっている。
カラン配置は男女境壁から5+(6+6)+(6+6)+0。全箇所シャワーヘッド付き。外壁直付けのカランはない。シャワーブースは男女境壁に2か所。それぞれにシャワーカーテンが付いている。
椅子と桶は外壁の前に積まれている。濃緑色でп型の椅子と黄色無地の桶を手にカランへ。カランの湯がぬるいが十分に湯かけをして浴槽へ。
浴槽は奥壁に沿って2つ。向かって右は主浴槽、左は主浴槽の半分ほどの大きさで、手すりで3人分に仕切られた水冷枕付きジェット座湯となっている。
まずジェット座湯に入ってみると熱い。隣の主浴槽に入ろうとしている常連さんは注水している。わたしは注水はせず、足だけ入れた状態に一旦戻って、『熱いっスね』なんて注水中の常連さんに声をかけてみる。「座湯に入れないようなら主浴槽に入ればいいか」と思いながら様子を見ていると熱さに少し慣れてきた。思い切って全身浸かってみると先ほどのような刺激はなくなってきて、やがて「熱めのちょうどいい感じ」になってきた。どうやら浴室内がまだあまり暖まっていないことと、カランの湯がぬるいため、実際の湯温よりも熱く感じたようだ。
実際の湯温を確認しようと壁の湯温計を見たが故障していた。体感では44°Cぐらいだが、ジェットやバイブラのように水流が体に当たる浴槽では実際の湯温より若干高めに感じることを差し引くと43°Cに達していないかもしれない。
カランに戻ってシャンプーなどをしながらサウナ室の様子を窺う。サウナ室は外壁側で、脱衣所に食い込む形で設けられている。扉のガラス越しに見たところ、2段になっていて6~7人が入れそうだ。また、脱衣所側にも窓がある。
水風呂はサウナ室入口の前にあり、大きさは2人分。手を突っ込んでみると冷たい。水温計は16°Cあたりを指していた。
ところで、サウナ室の入口には「別料金 二〇〇円」と書かれているが、フロントでは「550円 入浴料込み」となっている。たぶんフロントの掲示が正しいのだと思う。サウナ利用者にはバスタオルが貸し出されるようなので、リーズナブルな料金設定である。
いつの間にかカランの湯温が普通のレベルになっていた。体を一通り洗ってから今度は主浴槽へ。5人か6人が足を伸ばして入れる大きさだ。外壁の一部に格子が嵌っていて、そこから湯が注ぎ込んでいる。「ガリウム石温浴」というもので、壁に貼られた案内によれば人工ラジウム温泉のようなものらしい。主浴槽の左半分はバイブラになっていて、赤い光で照らされている。湯はもう熱くなく、他のお客さんも平然と入っている。座湯に手を伸ばして入れてみたがこちらと同じ温度。熱かったのはさっきの数分間だけだったようだ。いま浸かっているこの湯の温度が普通なのだろうが、最初に熱い湯に浸かっているのでちょっとぬるく感じる。こうなるともはや体感などあてにならないが、41°Cぐらいだろう。
わかりにくいが煙突には「宿の湯」と書かれている。Googleストリートビューの画像では「宿河原浴場」となっているから、比較的最近に書き換えたのだろう。文字は宿河原駅のほうを向いている。改札口からだとたぶん見えないが、跨線橋の上からなら見えるのかもしれない。
ロビーで一息入れる。ロビーにはソファー、テーブルなどのほか、薄型テレビ、マッサージチェアが置かれている。またフロントの正面には飲み物、下着類、浴用品の販売ケースが置かれている。
外へ出た。寒い。上空は明るいが、天気予報の通り弱い雨が降っている。写真を撮りながら屋根をよく見ると、破風の部分に細工が施されている。
破風の部分にはこのような細工が施されている
宿河原浴場は月曜が定休日であるが、成人の日の10日が休業日となっていることから、月曜が祝日の場合でも休業日の振替は行わないようだ。
入口の写真から休業日のお知らせの部分を切り抜いたもの。
宿河原浴場の前のスペースは駐車場となっているが、一部は右隣の武道具店と向かいの寿司屋のものである(プレートが貼ってある)。また、左隣のコインランドリーとの間を入ったところにも宿河原浴場入浴者用の駐車場がある。自転車の置き場所は一番上の写真の通り。
◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇
宿河原浴場
神奈川県川崎市多摩区宿河原3-5-13
044-911-3872
営業時間 15:00~23:00(日曜日は14:00~23:00)
定休日 月曜
サウナ 550円(入浴料込み)
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