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ただメタボ対策のためでなく-自転車で銭湯めぐり
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前回から1か月以上経ってしまったが、銭湯にはいまだ行けぬままである。仕事が忙しかったなどさまざまな理由があったためだが、そのなかでもとりわけゴールデンウィーク中のことは記録を残すという意味でも書いておいたほうがよいと思い、これを機会に銭湯訪問以外のことをなんでも書けるようなカテゴリを新しく作ることにした。

で、しょっぱなからひどく重いタイトルなわけだが、実はゴールデンウィーク中に体調を崩し、3日間ほど寝込んでしまったのだ。その後数日をおとなしく過ごし、現在は体調もずいぶん良くなってきて、仕事にも少しずつ復帰しているところだが、気になるのは体調不良の原因がよくわかっていないことと、快復のペースがかなり遅いということだ。

医者に行けばいいのだが、今はとある事情があってそれができない(警察に追われている、とかそういうことではない。さらに言えば、この件について基本的にわたしには非がない。そしてその原因を作っている人間がこの問題をあまり重大視していないように見えるのが哀しい)。

「知力、体力、時の運」は、「アメリカ横断ウルトラクイズ」のキャッチフレーズであった(懐かしい)。

わたしは身体があまり丈夫なほうではない。虚弱というほどではないが平均よりは劣っている。では知力のほうはというとこれも平均的、しかもひいき目に見て…。これといって取り柄のないわたしがこの歳まで普通に生きて来られたのは、きっと「時の運」が良かったのだろう。

命あるものにはいつか必ず死が訪れる―このことは小学校に上がる前には知っていた。もちろんこの字句のままじゃなくて、「おとうさんもおかあさんもアイコちゃん(仮名)もユキオくん(実名)もじぶんもいつかはしんじゃうんだね」という程度だったけど。

十代のときは祖父や学校の先生、級友が亡くなったりした。原因は年齢や病気、そしてバイク事故。悲しい出来事ではあったけど、特に大病をしたこともなくバイクの免許を持っていなかった当時のわたしには、これが「自分にもいつかやってくるもの」という実感はほとんどなかった。

ところが四十路に突入すると、とたんに死が現実味を帯びてきた。それは毎年の健康診断で中性脂肪が多いだの血圧が高いだの言われることもあるけれど、明らかに「老い」を実感することが多くなったせいだ(今回寝込んだこともそのひとつ)。

今は自分がいつかは死ぬということを十分に認識しているし、それがそんなに遠い将来でないかもしれないこともわかっている。「こんな死に方は嫌だな」みたいなものはあるが、自分の死を当然のものとして受け止めつつある。

もし生まれ変わりというものがあるとして、さらに「知力は優れているが身体の弱い者」と逆に「頭のネジが数本抜けているが身体は頑丈な者」のどちらかを選べるとしたら(知力も体力も優れているほうがいいに決まってるけど)、わたしは迷わず後者を選ぶ。「ワンパクでもいい、たくましく育ってほしい」っていうキャッチコピーが昔あったけど、「バカでもいい、来世ではたくましく育ちたい」が今の願いだ。

冗談はさておいて、丈夫じゃない中年が体質改善や体力強化に取り組んだところでどれほど効果があるのかわからないけど、生まれ変わったつもりでちょっと頑張ってみよっか。

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