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ただメタボ対策のためでなく-自転車で銭湯めぐり
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「ツール・ド・銭湯2009」第8ステージは5月21日(木)、世田谷区の「第二淡島湯」。

第二淡島湯


第二淡島湯は京王井の頭線の池ノ上駅から南へ800mほどの住宅地の中にある。一見、銭湯には見えないが庇には「天然温泉」の文字とその側面には温泉マークが記されている。そう、ここの湯は天然温泉なのだ。

成分分析書
入口横に分析表が貼ってある

下足箱は松竹錠で下足板は木製。それほど古くない感じだ。板を右へ引き抜いて施錠するところがちょっと変わっている。

引き戸を開けると決して広くはないロビーにフロントがある。もうひとつ変わっている、というか銭湯ではあまり見かけないのはフロントで料金を支払うときに、いま引き抜いた下足板を出してロッカーキーと交換してもらうことだ。

脱衣所への通路はやはり折れ曲がっている。脱衣所も広くはない。8畳程度だろうか。ドライヤー×2、デジタル体重計×2、マッサージチェア×1、私物棚×1などが設置されている。

ロッカーは幅30cm×高さ40cmのものが30箱、縦長タイプはない。ロッカーにはドイター・スーパーバイクとヘルメットの両方は入らず、また脱衣カゴもないのでヘルメットはフロントに預かってもらうのが安心だろう。

では浴室へ。タイルやカランは比較的新しい。桶は形状と色は黄色ケロリンだが、文字は「ケロリン」ではなく銭湯の屋号が印刷されている。イスは┏┓のような形状の小さなものだ。

カラン配置は男女の仕切り壁側より7+(5+5)+4で全箇所シャワーヘッド付き。ただし仕切り壁の入口に近いカランは使いづらい位置にある。シャワーブースは外壁側に2箇所。

浴槽は左からジェットが2人分、手すりで仕切られている。その隣が通常の浴槽で4人ぐらいが足を伸ばして入れる大きさだ。いちばん右が「あつい」と表示された2人分ほどの浴槽。入ってみたところ、隣の浴槽よりは若干熱いという程度だ。

よく見ると、ジェットと通常浴槽との仕切りはコンクリート製なのに対して、「あつい」との仕切りはアクリル板のような素材で厚さもそれほどない。しかも高さが湯面とほぼ同じ(浴槽の縁より低い)なので浴槽の湯が行ったり来たりしている。この仕切りは熱い湯が好きな客の要望に応えて後付けしたものではないだろうか。

湯は茶褐色で無臭。湯温計では41°Cで、体感上もほぼその程度。サウナおよび水風呂はない。

自転車は入口の横や建物左側のコインランドリーの前に置ける。スタンドレスの方は建物右側の壁に立てかけられそうだ。駐車場はなし。

帰るときはフロントでロッカーキーを下足板に交換してもらうことを忘れずに。


第二淡島湯
東京都世田谷区池尻4-35-25
03-3413-6328
営業時間 15:30~25:00
定休日 月曜(祝日は翌日休)


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