ただメタボ対策のためでなく-自転車で銭湯めぐり
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このひと月半、忙しかった。それまでの暇が嘘のように仕事が入り始め、5月下旬から7月上旬までの休みは3日ほどであった。その間に関東地方は梅雨入りし(5月27日)、梅雨明けした(7月9日)。
そして7月13日(水)、ようやく時間的にも気分的にも余裕ができたので銭湯めぐりに出かけた。
「ツール・ド・銭湯2011」第5ステージは、国分寺市の「桃の湯」。JR中央線の国分寺駅から南に徒歩8分ほどのところにある。
桃の湯は戸建銭湯であり、その建物はよく見れば高い煙突を備えた立派な破風造りなのだが、道路から少し引っ込んだ位置にあり、両サイドにはビルが桃の湯の正面を塞がんばかりに建ち、さらに桃の湯の正面はコインランドリーとなっているので、せっかくの破風造りの全体を見ることができないのが残念だ。
開店時間である16時を数分過ぎたころに到着。すでに開店していて、奥にはフロントが見える。
自転車を入口前の緩やかなスロープに停め、コインランドリーをまっすぐ突っ切って玄関に入る。
下足箱が左右にあることから、番台式をフロント式に改装したことがわかる。見たところ右側の下足箱が女性用、左側が男性用だ。とりあえず左側の下足箱に靴を入れ、木製の下足板を引き抜く。
上がり口からフロントまでが他の銭湯に比べて少し離れている。背後のコインランドリーを忘れてしまえばどことなく鄙びた温泉旅館みたいだ。フロントの左にはロビー。広さは2畳ほどだが、フロント前の部分が広いので狭苦しい感じはしない。
フロントに座っているのは女性。物静かな雰囲気の方だ。年齢はわたしと同じくらいか、もう少し(もっと?)若いかもしれない。
男湯はフロントに向かって左側、脱衣所入口には大きなカーテンが半円形のレールから吊り下げられている。脱衣所に入ってすぐのところに目隠しのための壁がないので、このカーテンがないと下足箱のあたりから丸見えになってしまう。だがこのカーテン、めくり心地というか、くぐり心地がいまひとつよくない。今から壁を作るのが難しいのなら、可動式のついたてでも置いて、入口には暖簾を掛ければ出入りしやすくなるし、見映えもよくなると思うのだが…
脱衣所は12畳ほどの広さ。古いが清掃はしっかりされている。この節電ムードの中、冷房が結構効いているのが潔い。ロッカーは男女境壁に8列×4段、島ロッカーが6列×2段×2面。Sakura IIIの3:4型だ。備付品は長椅子、アナログ体重計、洗面台2基。ドライヤーは無かったかも。
浴室は脱衣所のほぼ倍の広さ。二段式の天井はところどころペンキが剥げかけている。奥壁にはペンキ画なし。カラン配置は男女境壁から7+(6+6)+(5+5)+4、全箇所シャワーヘッド付き。シャワーブースは外壁側に2か所分のスペースがあるが、右側のほうは水栓がなく使えない(要するにシャワーブースは1か所)。
このときの桃の湯はすいていて相客は2人。黄色ケロリンの桶と、これまた黄色いプラスチック製の丸椅子を手に外壁カランに陣取った。
カランの湯は熱め。水を適当に混ぜて湯かけをする。浴槽は奥壁に3槽。真ん中が幅の広い主浴槽で、その両脇には正方形の小さな浴槽がある。
とりあえず真ん中の浴槽へ。5人ぐらいが足を伸ばして入れる大きさで、向かって左にはジェットの噴出口が2人分ある。湯温計は44°Cを指しているが、体感では42°Cほど。
シャンプーなどを済ませて今度は向かって左の浴槽へ。こちらは強バイブラの浅湯。湯温計はないが、湯温は真ん中の浴槽と変わらないようだ。
最後に、向かって右の浴槽。弱バイブラの深湯だ。壁にアルミ製の格子が嵌っていて、中に石彫りのカエルが座っている。この浴槽にも湯温計なし。真ん中の浴槽よりも若干熱く感じるが、そんな気がするだけなのかもしれない。
サウナ室は脱衣所の窓から窺った限りでは5人分ほどの大きさ。帰り際にフロントに訊いたところ、なんと追加料金は不要! ただし水風呂がないので、サウナ室と水風呂の往復というパターンはできない。
駐車場は桃の湯の右隣のビルのさらに右に1台分か2台分ある。コインパーキングは国分寺駅のほうに向かうと数か所あるが、ここは割安かも。
桃の湯は地味な銭湯だ。看板は全然目立たないし、ネオン管の装飾なんてものはもちろんない。道路に面しているのはコインランドリーなので、通りがかりの人はその奥に銭湯があることに気が付かないかもしれない。しかし中に入ってみれば外観から想像するよりも広い浴室、古い建物ならではの落ち着いた雰囲気、シンプルな構成の浴槽など、多くの人に受け入れられるであろう特徴を備えている。
自宅からそんなに遠いわけではないし、また行こうと思う。ま、遠くはないと言っても、夏ならば自宅に帰り着くまでにしっかり汗をかく距離ではあるけれど。
桃の湯 (国分寺3番)
東京都国分寺市東元町3-1-20
042-321-2610
営業時間 16:00~24:00
定休日 7、17、27日(日曜は前日休、祝日は翌日休)
サウナ追加料金 無料
『1010』なし
そして7月13日(水)、ようやく時間的にも気分的にも余裕ができたので銭湯めぐりに出かけた。
「ツール・ド・銭湯2011」第5ステージは、国分寺市の「桃の湯」。JR中央線の国分寺駅から南に徒歩8分ほどのところにある。
桃の湯は戸建銭湯であり、その建物はよく見れば高い煙突を備えた立派な破風造りなのだが、道路から少し引っ込んだ位置にあり、両サイドにはビルが桃の湯の正面を塞がんばかりに建ち、さらに桃の湯の正面はコインランドリーとなっているので、せっかくの破風造りの全体を見ることができないのが残念だ。
開店時間である16時を数分過ぎたころに到着。すでに開店していて、奥にはフロントが見える。
自転車を入口前の緩やかなスロープに停め、コインランドリーをまっすぐ突っ切って玄関に入る。
下足箱が左右にあることから、番台式をフロント式に改装したことがわかる。見たところ右側の下足箱が女性用、左側が男性用だ。とりあえず左側の下足箱に靴を入れ、木製の下足板を引き抜く。
上がり口からフロントまでが他の銭湯に比べて少し離れている。背後のコインランドリーを忘れてしまえばどことなく鄙びた温泉旅館みたいだ。フロントの左にはロビー。広さは2畳ほどだが、フロント前の部分が広いので狭苦しい感じはしない。
フロントに座っているのは女性。物静かな雰囲気の方だ。年齢はわたしと同じくらいか、もう少し(もっと?)若いかもしれない。
男湯はフロントに向かって左側、脱衣所入口には大きなカーテンが半円形のレールから吊り下げられている。脱衣所に入ってすぐのところに目隠しのための壁がないので、このカーテンがないと下足箱のあたりから丸見えになってしまう。だがこのカーテン、めくり心地というか、くぐり心地がいまひとつよくない。今から壁を作るのが難しいのなら、可動式のついたてでも置いて、入口には暖簾を掛ければ出入りしやすくなるし、見映えもよくなると思うのだが…
脱衣所は12畳ほどの広さ。古いが清掃はしっかりされている。この節電ムードの中、冷房が結構効いているのが潔い。ロッカーは男女境壁に8列×4段、島ロッカーが6列×2段×2面。Sakura IIIの3:4型だ。備付品は長椅子、アナログ体重計、洗面台2基。ドライヤーは無かったかも。
浴室は脱衣所のほぼ倍の広さ。二段式の天井はところどころペンキが剥げかけている。奥壁にはペンキ画なし。カラン配置は男女境壁から7+(6+6)+(5+5)+4、全箇所シャワーヘッド付き。シャワーブースは外壁側に2か所分のスペースがあるが、右側のほうは水栓がなく使えない(要するにシャワーブースは1か所)。
このときの桃の湯はすいていて相客は2人。黄色ケロリンの桶と、これまた黄色いプラスチック製の丸椅子を手に外壁カランに陣取った。
カランの湯は熱め。水を適当に混ぜて湯かけをする。浴槽は奥壁に3槽。真ん中が幅の広い主浴槽で、その両脇には正方形の小さな浴槽がある。
とりあえず真ん中の浴槽へ。5人ぐらいが足を伸ばして入れる大きさで、向かって左にはジェットの噴出口が2人分ある。湯温計は44°Cを指しているが、体感では42°Cほど。
シャンプーなどを済ませて今度は向かって左の浴槽へ。こちらは強バイブラの浅湯。湯温計はないが、湯温は真ん中の浴槽と変わらないようだ。
最後に、向かって右の浴槽。弱バイブラの深湯だ。壁にアルミ製の格子が嵌っていて、中に石彫りのカエルが座っている。この浴槽にも湯温計なし。真ん中の浴槽よりも若干熱く感じるが、そんな気がするだけなのかもしれない。
サウナ室は脱衣所の窓から窺った限りでは5人分ほどの大きさ。帰り際にフロントに訊いたところ、なんと追加料金は不要! ただし水風呂がないので、サウナ室と水風呂の往復というパターンはできない。
駐車場は桃の湯の右隣のビルのさらに右に1台分か2台分ある。コインパーキングは国分寺駅のほうに向かうと数か所あるが、ここは割安かも。
桃の湯は地味な銭湯だ。看板は全然目立たないし、ネオン管の装飾なんてものはもちろんない。道路に面しているのはコインランドリーなので、通りがかりの人はその奥に銭湯があることに気が付かないかもしれない。しかし中に入ってみれば外観から想像するよりも広い浴室、古い建物ならではの落ち着いた雰囲気、シンプルな構成の浴槽など、多くの人に受け入れられるであろう特徴を備えている。
自宅からそんなに遠いわけではないし、また行こうと思う。ま、遠くはないと言っても、夏ならば自宅に帰り着くまでにしっかり汗をかく距離ではあるけれど。
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桃の湯 (国分寺3番)
東京都国分寺市東元町3-1-20
042-321-2610
営業時間 16:00~24:00
定休日 7、17、27日(日曜は前日休、祝日は翌日休)
サウナ追加料金 無料
『1010』なし
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» コメントありがとうございます。
みいさん
男湯でドライヤーを使ってる人ってあまり見たことがないんですが、やっぱり女湯にはドライヤーがないと困りますよね。
情報ありがとうございました。
男湯でドライヤーを使ってる人ってあまり見たことがないんですが、やっぱり女湯にはドライヤーがないと困りますよね。
情報ありがとうございました。
» Re:閉店前注意
ばんさん
コメントありがとうございます。
電気消されちゃうんですね。
わたしは閉店間際まで銭湯にいたことがないので、こういう経験はありませんが、やっぱり風呂は時間に余裕をもって入るほうが気持ちいいですよね。
面白い情報ありがとうございました。
コメントありがとうございます。
電気消されちゃうんですね。
わたしは閉店間際まで銭湯にいたことがないので、こういう経験はありませんが、やっぱり風呂は時間に余裕をもって入るほうが気持ちいいですよね。
面白い情報ありがとうございました。
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