ただメタボ対策のためでなく-自転車で銭湯めぐり
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
「ツール・ド・銭湯2010」第18ステージは9月29日(水)、川崎市高津区の「高津湯」。
このところぐずついた天気の日が続いていて、これを書いている9月30日も雨が降っているのだが、29日は雨の心配がないとのことなので銭湯めぐりに出かけた。
これまでしばらくの間、「第2回 風呂屋の富士山詣で」のため都内の銭湯を優先してきたが、それも前回の高砂湯(立川市)でめでたく“登頂”となったので今回は久しぶりに川崎市にやってきた。
高津湯はその名のとおり川崎市高津区にあり、東急田園都市線高津駅からは徒歩3分、JR南武線武蔵溝ノ口駅からは徒歩8分といったところだ。府中街道から狭い路地を少し入ったところにあるうえ、街道沿いにはビルが建ち並んでいるため、府中街道からは煙突や建物は見えない。帝京大学の溝口病院を目印にたどり着いた。
奥に見えるのは帝京大学の溝口病院
高津湯は木造の戸建。見るからに古い。ブロック塀で囲われていて、その上に波状の板で目隠しが施されている。
高津湯は番台銭湯だ。牛乳石鹸の暖簾が掛かった入口を入ると下足箱が左右に分かれている。下足板の番号が黒い右側が男湯。女湯である左側は下足板の番号が赤で書かれている。下足箱は「富士錠」。初めて見た。
引き戸を開けて中へ入る。番台にはおかみさん。脱衣所は広い。おそらく3間四方だと思う。フロントとロビーがないので脱衣所が広いままなのが番台銭湯のいいところだ。男女の境は大鏡。脱衣所の建物正面側は坪庭になっていて、縁側もある。
ロッカーは外壁に8列×3段と浴室出入口前に10列×2段×2面の島ロッカー。箱はすべて3:4型。島ロッカーの上には浴用品の販売ケースが置かれている。
脱衣所と浴室の境は引き戸が左右にあり、中央には裸婦と魚を描いたエッチングガラスが嵌っている。浴室の天井は二段型ではなくアーチ型だが高さは十分だ。奥壁にはペンキ画がドーンと広がっている。
黄色ケロリンの桶と角型のプラスチック椅子を取ってカランに陣取る。カラン配置は男女境壁から4+(6+6)+(6+6)+7。この数字からだけでも浴室の広さがお分かりいただけると思う。壁カランのみシャワーヘッド付き。シャワーブースは男女境壁に2か所あるが、そのうち右側のものには隣接するカランとの間に仕切りがないのでカランを使っている人に飛沫がかかりまくりだ。なお、サウナはない。
浴槽は奥壁に2槽3種。向かって右の浴槽は2人分の大きさの深湯。緑色の湯が入っていて、壁には「バスフレンド ジャスミン」とあるが匂いは特になし。湯温計がついているが壊れているようだ。湯はぬるめで体感40°C前後。
左の浴槽は仕切りによって2つに区切られてはいるが、仕切りの下方にある穴によって内部でつながっているので、ここでは1槽と数えることにする。仕切りの右側部分は主浴槽。5人ぐらいがゆったり入れる大きさで、右半分にはバイブラと2人分のジェットが設置されている。薪で沸かしているためか肌当たりがよい。湯温計は43~44°Cあたりを指していて、体感上もそのぐらい。適温だ。ジェットの水圧もこれまたちょうどよい。仕切りの左側は深湯で、仕掛けなし。3~4人が入れる。
よく温まったので脱衣所に戻った後も汗がなかなか引かない。改めて脱衣所内を見回してみる。主な備付品はアナログ体重計、ドライヤー、比較的新しいマッサージチェア。また番台のそばには飲み物の販売ケースがあり、常連さんはビールに喉を鳴らしていた。また、外壁側にぶらさがり健康器が置かれ、縁側の手前には古いテレビゲームが3台あるが、通電はしておらずテーブルの代用品となっていた。
駐車場の有無は不明だが、上の写真のように建物の右側に1台なら停められそうな場所がある。自転車もこの場所に置いてよさそうだが、先客さんが高津湯入口向かいの塀際に駐輪していたのでわたしもそこに置かせてもらった。
高津湯
神奈川県川崎市高津区溝口3-8-13
044-822-9073
営業時間 15:00~24:00
定休日 不定休
『1010』なし
このところぐずついた天気の日が続いていて、これを書いている9月30日も雨が降っているのだが、29日は雨の心配がないとのことなので銭湯めぐりに出かけた。
これまでしばらくの間、「第2回 風呂屋の富士山詣で」のため都内の銭湯を優先してきたが、それも前回の高砂湯(立川市)でめでたく“登頂”となったので今回は久しぶりに川崎市にやってきた。
高津湯はその名のとおり川崎市高津区にあり、東急田園都市線高津駅からは徒歩3分、JR南武線武蔵溝ノ口駅からは徒歩8分といったところだ。府中街道から狭い路地を少し入ったところにあるうえ、街道沿いにはビルが建ち並んでいるため、府中街道からは煙突や建物は見えない。帝京大学の溝口病院を目印にたどり着いた。
奥に見えるのは帝京大学の溝口病院
高津湯は木造の戸建。見るからに古い。ブロック塀で囲われていて、その上に波状の板で目隠しが施されている。
高津湯は番台銭湯だ。牛乳石鹸の暖簾が掛かった入口を入ると下足箱が左右に分かれている。下足板の番号が黒い右側が男湯。女湯である左側は下足板の番号が赤で書かれている。下足箱は「富士錠」。初めて見た。
引き戸を開けて中へ入る。番台にはおかみさん。脱衣所は広い。おそらく3間四方だと思う。フロントとロビーがないので脱衣所が広いままなのが番台銭湯のいいところだ。男女の境は大鏡。脱衣所の建物正面側は坪庭になっていて、縁側もある。
ロッカーは外壁に8列×3段と浴室出入口前に10列×2段×2面の島ロッカー。箱はすべて3:4型。島ロッカーの上には浴用品の販売ケースが置かれている。
脱衣所と浴室の境は引き戸が左右にあり、中央には裸婦と魚を描いたエッチングガラスが嵌っている。浴室の天井は二段型ではなくアーチ型だが高さは十分だ。奥壁にはペンキ画がドーンと広がっている。
黄色ケロリンの桶と角型のプラスチック椅子を取ってカランに陣取る。カラン配置は男女境壁から4+(6+6)+(6+6)+7。この数字からだけでも浴室の広さがお分かりいただけると思う。壁カランのみシャワーヘッド付き。シャワーブースは男女境壁に2か所あるが、そのうち右側のものには隣接するカランとの間に仕切りがないのでカランを使っている人に飛沫がかかりまくりだ。なお、サウナはない。
浴槽は奥壁に2槽3種。向かって右の浴槽は2人分の大きさの深湯。緑色の湯が入っていて、壁には「バスフレンド ジャスミン」とあるが匂いは特になし。湯温計がついているが壊れているようだ。湯はぬるめで体感40°C前後。
左の浴槽は仕切りによって2つに区切られてはいるが、仕切りの下方にある穴によって内部でつながっているので、ここでは1槽と数えることにする。仕切りの右側部分は主浴槽。5人ぐらいがゆったり入れる大きさで、右半分にはバイブラと2人分のジェットが設置されている。薪で沸かしているためか肌当たりがよい。湯温計は43~44°Cあたりを指していて、体感上もそのぐらい。適温だ。ジェットの水圧もこれまたちょうどよい。仕切りの左側は深湯で、仕掛けなし。3~4人が入れる。
よく温まったので脱衣所に戻った後も汗がなかなか引かない。改めて脱衣所内を見回してみる。主な備付品はアナログ体重計、ドライヤー、比較的新しいマッサージチェア。また番台のそばには飲み物の販売ケースがあり、常連さんはビールに喉を鳴らしていた。また、外壁側にぶらさがり健康器が置かれ、縁側の手前には古いテレビゲームが3台あるが、通電はしておらずテーブルの代用品となっていた。
駐車場の有無は不明だが、上の写真のように建物の右側に1台なら停められそうな場所がある。自転車もこの場所に置いてよさそうだが、先客さんが高津湯入口向かいの塀際に駐輪していたのでわたしもそこに置かせてもらった。
◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇
高津湯
神奈川県川崎市高津区溝口3-8-13
044-822-9073
営業時間 15:00~24:00
定休日 不定休
『1010』なし
PR
この記事にコメントする
カテゴリー
最新TB
アーカイブ