ただメタボ対策のためでなく-自転車で銭湯めぐり
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「ツール・ド・銭湯2010」第16ステージは、まだまだ猛暑が続く9月3日(金)、昭島市の「三光湯」。
三光湯は、JR青梅線の西立川駅から徒歩5分という比較的駅近の戸建銭湯で、北には広大な国営昭和記念公園、西には昭島市営の昭和公園と、緑豊かなところにある。
建物は立派な破風造りで、正面は白タイル調に改装されている。建物の左側、あるいは駐車場のある右側からでも、伝統的な二段屋根であることが見てとれる。また少々わかりにくいが、破風の部分一面に何かの造形があって、荒波の上を舞う龍のように見える。
ふくろうが描かれた暖簾をくぐり、松竹錠の下足箱に靴を入れる。下足板は木製だ。
暖簾は可愛らしいふくろうのデザイン。上半分がシャッターで隠れてしまっているのが残念だ。
ドアを入るとフロント。その両脇に脱衣所への入口があり、男湯は右側。そして男湯入口のさらに右側がロビーになっている。
フロントのおかみさんに料金を支払い、脱衣所へ向かう。脱衣所は明るく、そして広く見える。明るいのは開店時刻の15時半をまだ少し回ったばかりだったこともあるが、外壁側に庭があり、そこへの出入口となっている全面透明ガラス張りのアルミサッシ戸から入ってくる光が、ピカピカに磨き上げられた床に反射しているからだろう。見上げると格天井。中央の柱には古い時計が掛かっている。
脱衣所の広さは12畳ぐらいか。中央部に椅子2脚、小さなテーブル、長椅子が置かれていて、隅のほうに脱衣カゴがいくつか積まれている。主な備付品はデジタル体重計、それほど古くないマッサージチェア、ドライヤー×1(使用料20円)。ロッカーは比較的新しいもので、浴室対面に5列×3段、外壁に7列×3段、箱は3:4型のみだ。
浴室内は白と青緑色のタイル張り。奥壁はモザイクタイル画で、ナイアガラのような幅広の滝と、その下の湖に浮かぶ屋形船のようなものが描かれている。女湯のほうは、男湯から見える範囲では海底と魚たちが描かれているようだ。
浴槽は、奥壁に2槽(4種類)と外壁に水風呂のレイアウト。奥壁の浴槽は向かって右側(外壁側)が主浴槽の備長炭風呂。注湯口の下には炭が入った袋があって、底の中央付近からはバイブラの泡が噴き出している。また、ヘルスケミカル社の「あわあわ」も使用されている。大きさは3人がゆったり入れる程度。湯温計は42°Cを指していたが体感的にはもっと熱くて、1分間ぐらいしか浸かっていられなかった。44°Cぐらいあるかもしれない。
主浴槽の左側は深くなっていて、仕掛けが付いている。円筒の全周から水流が出てくるボディマッサージ湯と、椅子のようになっているジェット座湯である(各1人分)。
その左側は別浴槽の深湯になっていて、壁のパネルを見ると「宝寿湯」。大きさは2人分ほどで、湯温計は42°Cを指していた。こちらも表示よりはもう少し熱く感じたが、主浴槽ほどではなかった。おそらく43°Cぐらいだろう。
ところで、「あわあわ」や「宝寿湯」を作っているヘルスケミカル社だが、平成21年10月1日に会社分割し、これらの製品は新設された株式会社ヘルスビューティーの取り扱いとなったようである。同社のウェブサイトに効果・効能などの商品案内があるので参照してほしい。
カランは全箇所シャワーヘッド付き。配置は男女境壁から5+(5+5)+2。外壁のカランが2つしかないのは水風呂があるためである。水風呂は実際の使用状況から見て1人分。水温計がないので温度はわからないが、それほど冷たくはなかった。カランの湯はぬるめだったが、暑い日にはむしろこのぐらいでちょうどよい。
サウナ室は外壁側にあり、大きさは不明。シャワーブースは男女境壁側に1か所。桶は黄色ケロリン、椅子は角型であった。
「三光湯」の文字が見える
浴室ははじめ空いていたが、16時半ごろから徐々に混みだしてきて、常連さん同士の会話も聞こえるようになってきた。脱衣所で汗を拭いながら庭のほうを見てみると、白い椅子2脚にテーブルが置かれていて、テラスのような雰囲気さえあった。
脱衣所を出るとフロントが別の女性に代わっていた。先ほどのおかみさんの娘さんか、息子さんのお嫁さんであろう。特に会話はしなかったが気さくそうな雰囲気の方だ。
ロビーは6畳ほどの広さで、ソファーや薄型の大画面テレビのほか、飲み物の販売ケースなどが置かれている。アイスクリームもあったかもしれない。
右の道路に面した2台分のスペースも三光湯の駐車場らしい
駐車場は6台分あるようだ。自転車は入口右の植え込みのあたりに置くことができる。
三光湯 (昭島3番)
東京都昭島市東町4-11-1
042-541-2669
営業時間 15:30~23:30(日曜は15:00から)
定休日 火曜
サウナ 200円(追加料金)
『1010』あり
三光湯は、JR青梅線の西立川駅から徒歩5分という比較的駅近の戸建銭湯で、北には広大な国営昭和記念公園、西には昭島市営の昭和公園と、緑豊かなところにある。
建物は立派な破風造りで、正面は白タイル調に改装されている。建物の左側、あるいは駐車場のある右側からでも、伝統的な二段屋根であることが見てとれる。また少々わかりにくいが、破風の部分一面に何かの造形があって、荒波の上を舞う龍のように見える。
ふくろうが描かれた暖簾をくぐり、松竹錠の下足箱に靴を入れる。下足板は木製だ。
暖簾は可愛らしいふくろうのデザイン。上半分がシャッターで隠れてしまっているのが残念だ。
ドアを入るとフロント。その両脇に脱衣所への入口があり、男湯は右側。そして男湯入口のさらに右側がロビーになっている。
フロントのおかみさんに料金を支払い、脱衣所へ向かう。脱衣所は明るく、そして広く見える。明るいのは開店時刻の15時半をまだ少し回ったばかりだったこともあるが、外壁側に庭があり、そこへの出入口となっている全面透明ガラス張りのアルミサッシ戸から入ってくる光が、ピカピカに磨き上げられた床に反射しているからだろう。見上げると格天井。中央の柱には古い時計が掛かっている。
脱衣所の広さは12畳ぐらいか。中央部に椅子2脚、小さなテーブル、長椅子が置かれていて、隅のほうに脱衣カゴがいくつか積まれている。主な備付品はデジタル体重計、それほど古くないマッサージチェア、ドライヤー×1(使用料20円)。ロッカーは比較的新しいもので、浴室対面に5列×3段、外壁に7列×3段、箱は3:4型のみだ。
浴室内は白と青緑色のタイル張り。奥壁はモザイクタイル画で、ナイアガラのような幅広の滝と、その下の湖に浮かぶ屋形船のようなものが描かれている。女湯のほうは、男湯から見える範囲では海底と魚たちが描かれているようだ。
浴槽は、奥壁に2槽(4種類)と外壁に水風呂のレイアウト。奥壁の浴槽は向かって右側(外壁側)が主浴槽の備長炭風呂。注湯口の下には炭が入った袋があって、底の中央付近からはバイブラの泡が噴き出している。また、ヘルスケミカル社の「あわあわ」も使用されている。大きさは3人がゆったり入れる程度。湯温計は42°Cを指していたが体感的にはもっと熱くて、1分間ぐらいしか浸かっていられなかった。44°Cぐらいあるかもしれない。
主浴槽の左側は深くなっていて、仕掛けが付いている。円筒の全周から水流が出てくるボディマッサージ湯と、椅子のようになっているジェット座湯である(各1人分)。
その左側は別浴槽の深湯になっていて、壁のパネルを見ると「宝寿湯」。大きさは2人分ほどで、湯温計は42°Cを指していた。こちらも表示よりはもう少し熱く感じたが、主浴槽ほどではなかった。おそらく43°Cぐらいだろう。
ところで、「あわあわ」や「宝寿湯」を作っているヘルスケミカル社だが、平成21年10月1日に会社分割し、これらの製品は新設された株式会社ヘルスビューティーの取り扱いとなったようである。同社のウェブサイトに効果・効能などの商品案内があるので参照してほしい。
カランは全箇所シャワーヘッド付き。配置は男女境壁から5+(5+5)+2。外壁のカランが2つしかないのは水風呂があるためである。水風呂は実際の使用状況から見て1人分。水温計がないので温度はわからないが、それほど冷たくはなかった。カランの湯はぬるめだったが、暑い日にはむしろこのぐらいでちょうどよい。
サウナ室は外壁側にあり、大きさは不明。シャワーブースは男女境壁側に1か所。桶は黄色ケロリン、椅子は角型であった。
「三光湯」の文字が見える
浴室ははじめ空いていたが、16時半ごろから徐々に混みだしてきて、常連さん同士の会話も聞こえるようになってきた。脱衣所で汗を拭いながら庭のほうを見てみると、白い椅子2脚にテーブルが置かれていて、テラスのような雰囲気さえあった。
脱衣所を出るとフロントが別の女性に代わっていた。先ほどのおかみさんの娘さんか、息子さんのお嫁さんであろう。特に会話はしなかったが気さくそうな雰囲気の方だ。
ロビーは6畳ほどの広さで、ソファーや薄型の大画面テレビのほか、飲み物の販売ケースなどが置かれている。アイスクリームもあったかもしれない。
右の道路に面した2台分のスペースも三光湯の駐車場らしい
駐車場は6台分あるようだ。自転車は入口右の植え込みのあたりに置くことができる。
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三光湯 (昭島3番)
東京都昭島市東町4-11-1
042-541-2669
営業時間 15:30~23:30(日曜は15:00から)
定休日 火曜
サウナ 200円(追加料金)
『1010』あり
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» コメントありがとうございます
yuuさん、コメントありがとうございます。
>これって銭湯では当たり前ですか?
純粋にご質問と考えてお答えします。
推察に過ぎませんが、すべての客が建物から出たのをちゃんと確認せずに掃除を始めてしまった、ということではないでしょうか。少なくとも「銭湯では当たり前」ということはないと思います。
お書きいただいた件、基本的には銭湯側に問題があるようですが、もう少し早めに上がる、服を着てから一服するなどの対策をご検討されてはいかがでしょうか。
>これって銭湯では当たり前ですか?
純粋にご質問と考えてお答えします。
推察に過ぎませんが、すべての客が建物から出たのをちゃんと確認せずに掃除を始めてしまった、ということではないでしょうか。少なくとも「銭湯では当たり前」ということはないと思います。
お書きいただいた件、基本的には銭湯側に問題があるようですが、もう少し早めに上がる、服を着てから一服するなどの対策をご検討されてはいかがでしょうか。
» りりさん、コメントありがとうございます
>常連客が幅を利かせ
これに似たようなことはわたしにも経験があります。でも、銭湯というところは、こういうことがあってもおかしくない場所だと思っています。
「郷に入っては郷に従え」ではないでしょうか。
>たまにしか行かない人間は客とも思っていないような、銭湯側の態度
わたしは今まで行ったことのない銭湯に初めて行ったときには、帰り際にスタンプノートに押印をお願いしています。これは考えようによっては「この銭湯には二度と(あるいはしばらくの間は)来ない」と言っているようなものなのですが(実際には、気に入った銭湯には再訪しています)、銭湯側の接客態度に不満を持ったことはありません。
具体的にどのようなことがあったのかはわかりませんが、他の銭湯では快適な入浴をされていることを願っています。
これに似たようなことはわたしにも経験があります。でも、銭湯というところは、こういうことがあってもおかしくない場所だと思っています。
「郷に入っては郷に従え」ではないでしょうか。
>たまにしか行かない人間は客とも思っていないような、銭湯側の態度
わたしは今まで行ったことのない銭湯に初めて行ったときには、帰り際にスタンプノートに押印をお願いしています。これは考えようによっては「この銭湯には二度と(あるいはしばらくの間は)来ない」と言っているようなものなのですが(実際には、気に入った銭湯には再訪しています)、銭湯側の接客態度に不満を持ったことはありません。
具体的にどのようなことがあったのかはわかりませんが、他の銭湯では快適な入浴をされていることを願っています。
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