ただメタボ対策のためでなく-自転車で銭湯めぐり
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「ツール・ド・銭湯2009」第21ステージは7月22日(水)。梅雨明け発表にもかかわらずすっきりしない天気の日が続くなか立川市の「美保湯」へ出かけた。
美保湯はJR中央線沿いにあるトヨタの自動車教習所のそばにある。最寄駅はJR南武線西国立駅で距離は0.8kmほどだが、立川駅からでも1kmほどだ。
通りが少し狭いこともあって、美保湯の建物はあまり目立たない。白いコンクリート外壁の正面、青地に白文字で「美保湯」と書かれた庇、そして後方の高い煙突といった外観だが、その入口脇に置かれたたくさんの鉢植えがなによりの目印になっている。
松竹錠の下足箱に靴を入れる。下足板はアルミ製。
中に入るとちょっとしたロビーとフロントになっている。フロントの両脇が脱衣所への入口になっていて、それぞれ暖簾が掛かっている。男湯は右側だ。
脱衣所は8~10畳ほどだろう。主な備品はアナログ体重計、ドライヤー(3分20円)、長椅子、空調装置、扇風機。ソフトドリンクの自動販売機やマッサージチェアはなかった。
脱衣所内には「当浴場は地下水を使用しておりますので浴室内の水を飲まないでください」という貼り紙がある。では目の前にある洗面台の水はどうなのか?とよく見ると、蛇口のあたりに「水道水」という貼り紙がしてある。この水は飲んでも大丈夫だ。
ロッカーは外壁側に7列×4段と、5列×2段×2面の島ロッカー。外壁側のものは開口部が約30cm四方で、いっぽうの島ロッカーは3:4型。3:4型の島ロッカーを使用したが、ドイター・スーパーバイクはすっぽりと納まった。
「手動」と書かれた引き戸を開けて浴室へ。「手動」とわざわざ書いてあるのは閉め忘れ防止のためだろう。多くの銭湯では、脱衣所と浴室の間の扉は下のレール部分がやや傾斜しており、横へスライドさせて開けた手を離すと傾斜を下って元の位置に戻る、いわゆる「半自動」となっている。したがって半自動に慣れてしまうと閉めるのを忘れるというわけだ。しかし半自動であっても扉が途中で止まって半開き状態になっているのを見ることがあるので、やはり手を添えて最後まで閉めるのが安心だろう。
桶は黄色のケロリン。椅子は一般に市販されているタイプのものだ。カランの湯は少々熱め。カラン配置は5+(5+5)+5で全箇所シャワーヘッド付き。タイルの様子から見て結構な年数が経っていると思われる。シャワーブースは境壁側に2つある。
浴槽は長方形を左側、三角形を右側に組み合わせた形状で、洗い場側に斜めにせり出している。3つの部分に仕切られていて、外壁側の最も大きな部分はバイブラ。4人ならゆったりだが5人だと少々窮屈かもしれない。湯温計は42°Cを指していた。
真ん中は2人分の座風呂。底が椅子のように段になっていて、背もたれの部分からジェット水流が噴き出してくる仕掛けだ。縁にはSUS水冷枕が付いている。
一番左の部分は薬湯。1~2人分ほどの大きさの深湯で、この日は「薬宝湯」という茶褐色の湯。匂いは特に感じなかった。湯温計はこちらも42°Cを指していた。サウナはない。
併設のコインランドリー(写真の左側)の隣に数台分の駐車スペースがある。自転車は建物の前に停められるがスタンドレスだとちょっと難しい。
「風呂屋の富士山詣で」は前回完結したので今回から「銭湯お遍路」を始めた。
「銭湯お遍路」は「風呂屋の富士山詣で」と同じく東京都浴場組合によるスタンプラリー。四国のお遍路のように88の浴場を巡ってスタンプを集めると東京都浴場組合のウェブサイトにある達成者リストに名前が載り、記念バッジを受け取る資格が得られる。どうやら「風呂屋の富士山詣で」で巡った10浴場を組み入れることができるらしいが、それでもあと78か所も行かなければならない。達成する自信はないし、その意欲もそれほど強いものではないけれど、記念スタンプのつもりで集めていこうと思う。
美保湯 (立川3番)
東京都立川市羽衣町1-2-18
042-524-7057
営業時間 15:30~24:00
定休日 不定休
大きな地図で見る
美保湯はJR中央線沿いにあるトヨタの自動車教習所のそばにある。最寄駅はJR南武線西国立駅で距離は0.8kmほどだが、立川駅からでも1kmほどだ。
通りが少し狭いこともあって、美保湯の建物はあまり目立たない。白いコンクリート外壁の正面、青地に白文字で「美保湯」と書かれた庇、そして後方の高い煙突といった外観だが、その入口脇に置かれたたくさんの鉢植えがなによりの目印になっている。
松竹錠の下足箱に靴を入れる。下足板はアルミ製。
中に入るとちょっとしたロビーとフロントになっている。フロントの両脇が脱衣所への入口になっていて、それぞれ暖簾が掛かっている。男湯は右側だ。
脱衣所は8~10畳ほどだろう。主な備品はアナログ体重計、ドライヤー(3分20円)、長椅子、空調装置、扇風機。ソフトドリンクの自動販売機やマッサージチェアはなかった。
脱衣所内には「当浴場は地下水を使用しておりますので浴室内の水を飲まないでください」という貼り紙がある。では目の前にある洗面台の水はどうなのか?とよく見ると、蛇口のあたりに「水道水」という貼り紙がしてある。この水は飲んでも大丈夫だ。
ロッカーは外壁側に7列×4段と、5列×2段×2面の島ロッカー。外壁側のものは開口部が約30cm四方で、いっぽうの島ロッカーは3:4型。3:4型の島ロッカーを使用したが、ドイター・スーパーバイクはすっぽりと納まった。
「手動」と書かれた引き戸を開けて浴室へ。「手動」とわざわざ書いてあるのは閉め忘れ防止のためだろう。多くの銭湯では、脱衣所と浴室の間の扉は下のレール部分がやや傾斜しており、横へスライドさせて開けた手を離すと傾斜を下って元の位置に戻る、いわゆる「半自動」となっている。したがって半自動に慣れてしまうと閉めるのを忘れるというわけだ。しかし半自動であっても扉が途中で止まって半開き状態になっているのを見ることがあるので、やはり手を添えて最後まで閉めるのが安心だろう。
桶は黄色のケロリン。椅子は一般に市販されているタイプのものだ。カランの湯は少々熱め。カラン配置は5+(5+5)+5で全箇所シャワーヘッド付き。タイルの様子から見て結構な年数が経っていると思われる。シャワーブースは境壁側に2つある。
浴槽は長方形を左側、三角形を右側に組み合わせた形状で、洗い場側に斜めにせり出している。3つの部分に仕切られていて、外壁側の最も大きな部分はバイブラ。4人ならゆったりだが5人だと少々窮屈かもしれない。湯温計は42°Cを指していた。
真ん中は2人分の座風呂。底が椅子のように段になっていて、背もたれの部分からジェット水流が噴き出してくる仕掛けだ。縁にはSUS水冷枕が付いている。
一番左の部分は薬湯。1~2人分ほどの大きさの深湯で、この日は「薬宝湯」という茶褐色の湯。匂いは特に感じなかった。湯温計はこちらも42°Cを指していた。サウナはない。
併設のコインランドリー(写真の左側)の隣に数台分の駐車スペースがある。自転車は建物の前に停められるがスタンドレスだとちょっと難しい。
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「風呂屋の富士山詣で」は前回完結したので今回から「銭湯お遍路」を始めた。
「銭湯お遍路」は「風呂屋の富士山詣で」と同じく東京都浴場組合によるスタンプラリー。四国のお遍路のように88の浴場を巡ってスタンプを集めると東京都浴場組合のウェブサイトにある達成者リストに名前が載り、記念バッジを受け取る資格が得られる。どうやら「風呂屋の富士山詣で」で巡った10浴場を組み入れることができるらしいが、それでもあと78か所も行かなければならない。達成する自信はないし、その意欲もそれほど強いものではないけれど、記念スタンプのつもりで集めていこうと思う。
美保湯 (立川3番)
東京都立川市羽衣町1-2-18
042-524-7057
営業時間 15:30~24:00
定休日 不定休
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