ただメタボ対策のためでなく-自転車で銭湯めぐり
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「ツール・ド・銭湯2013」第8湯は、8月30日(金)、山梨県甲府市の「草津温泉」。
「草津温泉って群馬じゃないの?」と思われる方もいるかもしれないが、甲府に草津温泉という名前の銭湯があることは温泉好きにはよく知られていることである。ちなみに、甲府には「伊香保温泉」もあったのだが、数年前に廃業している。
さて、ホテル昭和を9時過ぎにチェックアウトしたわたしは、朝6時から営業していることをあらかじめ調べておいた草津温泉へ向かった。
上の写真からわかるように、草津温泉の建物は独特な色合いをしているので見つけやすい。さらに、建物の少し手前に駐車場の案内表示もある。
到着したのは9時30分ごろ。草津温泉のすぐ向かいにある駐車場は満車だったが、建物の隣にある駐車場には空きがあったのでそこにクルマを停めた。
到着時は満車となっていたが、出たとき(10時30分ごろ)はこんな感じ。
建物に入ると小さなロビースペースになっている。正面にフロントがあり、右手に男湯、左手に女湯への入口がある。玄関脇のスチール製下足箱に靴を入れ施錠し、そのカギを入浴料の400円とともにフロントに出す。フロントのおしゃべり好きそうな女性がロッカーキーを渡してくれた。男湯の暖簾をくぐり、廊下を少し進むと脱衣所である。
脱衣所は10畳くらいの広さ。中央に腰掛けがあり、周囲にロッカーユニットが置かれている。ロッカーはスチール製で、幅約40cm、高さ約35cmの箱が48ある。このほかの備付品はデジタル体重計と扇風機ぐらいだったと思う。
浴室は広い! カラン同士の間隔は広くてハンドシャワー付き、それぞれの前には大きな鏡がある。雰囲気としてはまさにスーパー銭湯である。ただし、石鹸、シャンプー類は用意されていない。
カランは全部で20。そのうちの16が壁沿いに配置されている。相客は10人近くいたが、端のカランが空いていたのでそこに座った。丁寧に湯掛けをして、すぐそばに出入口がある露天風呂にまず入ることにした。ドアには「40~42°C」の標示がある。露天風呂はほぼ三角形に近い台形の浴槽で3~4人分の大きさ。民家に隣接してはいないがやはり街なかにあるので塀は高く、開放感はあまりない。それでも見上げれば晩夏の空を雲が流れていくのを見ることができた。
露天の湯温は41°C前後だと思う。湯はやや緑色がかっていて、わずかにヌルスベ感がある。飲泉用のカップがあったので飲んでみると、薄い塩味と苦味を感じた。
内湯の浴槽は3つ。浴室の中央にあるのが「微温浴槽」で、「39~41°C」という標示がある。残り2つは露天風呂側に並んでいて、1つは「地下水かけ流し」の水風呂、もう1つは熱めの湯が注ぎ込まれている浴槽だ。
微温浴槽は大きな浴槽で、12~13人ぐらいがゆったり入れそうだ。湯温は標示どおり40°C前後とぬるめなので、長湯がしやすい。実際、相客の多くはこの浴槽に入っていた。
水風呂は3人分ほどの大きさ。地下水をかけ流しているので年間を通じて温度変化が小さいのだろう。「22~24°C」と書かれたプレートが掲げられている。水質、そして少し高めの水温のためであろう、キンとした感じがないので浸かっていて気持ちいい。
水風呂の隣の浴槽は5~6人分の大きさ。湯温計および湯温標示はない。この浴槽はやや熱めで、体感では43°C。この浴槽の湯口にも飲泉用のカップが置いてあって、何人かが飲んでいた。ある人は2リットルの空ペットボトルを持ち込んでいて、汲んだそばから豪快にラッパ飲みしていた。わたしは微温浴槽や、熱めの浴槽と水風呂を何往復かして草津温泉を満喫した。
シャワーブース、サウナはない。
それにしても、これだけの泉質の温泉に毎日朝6時から入ることができるなんて、ものすごく羨ましい。このあたりに住みたくなってきた。
草津温泉
山梨県甲府市上石田1-10-12
055-222-4216
営業時間 06:00~22:00
定休日 元日
「草津温泉って群馬じゃないの?」と思われる方もいるかもしれないが、甲府に草津温泉という名前の銭湯があることは温泉好きにはよく知られていることである。ちなみに、甲府には「伊香保温泉」もあったのだが、数年前に廃業している。
さて、ホテル昭和を9時過ぎにチェックアウトしたわたしは、朝6時から営業していることをあらかじめ調べておいた草津温泉へ向かった。
上の写真からわかるように、草津温泉の建物は独特な色合いをしているので見つけやすい。さらに、建物の少し手前に駐車場の案内表示もある。
到着したのは9時30分ごろ。草津温泉のすぐ向かいにある駐車場は満車だったが、建物の隣にある駐車場には空きがあったのでそこにクルマを停めた。
到着時は満車となっていたが、出たとき(10時30分ごろ)はこんな感じ。
建物に入ると小さなロビースペースになっている。正面にフロントがあり、右手に男湯、左手に女湯への入口がある。玄関脇のスチール製下足箱に靴を入れ施錠し、そのカギを入浴料の400円とともにフロントに出す。フロントのおしゃべり好きそうな女性がロッカーキーを渡してくれた。男湯の暖簾をくぐり、廊下を少し進むと脱衣所である。
脱衣所は10畳くらいの広さ。中央に腰掛けがあり、周囲にロッカーユニットが置かれている。ロッカーはスチール製で、幅約40cm、高さ約35cmの箱が48ある。このほかの備付品はデジタル体重計と扇風機ぐらいだったと思う。
浴室は広い! カラン同士の間隔は広くてハンドシャワー付き、それぞれの前には大きな鏡がある。雰囲気としてはまさにスーパー銭湯である。ただし、石鹸、シャンプー類は用意されていない。
カランは全部で20。そのうちの16が壁沿いに配置されている。相客は10人近くいたが、端のカランが空いていたのでそこに座った。丁寧に湯掛けをして、すぐそばに出入口がある露天風呂にまず入ることにした。ドアには「40~42°C」の標示がある。露天風呂はほぼ三角形に近い台形の浴槽で3~4人分の大きさ。民家に隣接してはいないがやはり街なかにあるので塀は高く、開放感はあまりない。それでも見上げれば晩夏の空を雲が流れていくのを見ることができた。
露天の湯温は41°C前後だと思う。湯はやや緑色がかっていて、わずかにヌルスベ感がある。飲泉用のカップがあったので飲んでみると、薄い塩味と苦味を感じた。
内湯の浴槽は3つ。浴室の中央にあるのが「微温浴槽」で、「39~41°C」という標示がある。残り2つは露天風呂側に並んでいて、1つは「地下水かけ流し」の水風呂、もう1つは熱めの湯が注ぎ込まれている浴槽だ。
微温浴槽は大きな浴槽で、12~13人ぐらいがゆったり入れそうだ。湯温は標示どおり40°C前後とぬるめなので、長湯がしやすい。実際、相客の多くはこの浴槽に入っていた。
水風呂は3人分ほどの大きさ。地下水をかけ流しているので年間を通じて温度変化が小さいのだろう。「22~24°C」と書かれたプレートが掲げられている。水質、そして少し高めの水温のためであろう、キンとした感じがないので浸かっていて気持ちいい。
水風呂の隣の浴槽は5~6人分の大きさ。湯温計および湯温標示はない。この浴槽はやや熱めで、体感では43°C。この浴槽の湯口にも飲泉用のカップが置いてあって、何人かが飲んでいた。ある人は2リットルの空ペットボトルを持ち込んでいて、汲んだそばから豪快にラッパ飲みしていた。わたしは微温浴槽や、熱めの浴槽と水風呂を何往復かして草津温泉を満喫した。
シャワーブース、サウナはない。
それにしても、これだけの泉質の温泉に毎日朝6時から入ることができるなんて、ものすごく羨ましい。このあたりに住みたくなってきた。
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草津温泉
山梨県甲府市上石田1-10-12
055-222-4216
営業時間 06:00~22:00
定休日 元日
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