ただメタボ対策のためでなく-自転車で銭湯めぐり
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2013年8月29日、山梨県甲府市にやって来た。自宅から中央高速を利用して2時間足らずの甲府市には、現在12軒の銭湯(山梨県公衆浴場業生活衛生同業組合に加盟している浴場)があり、そのいずれもが温泉を提供している。しかもその12軒は、東西約3キロメートル、南北約5キロメートルという、比較的狭いエリア内にあるので、銭湯めぐりの効率は良さそうである。
さて、甲府に到着したわたしは、まず武田神社で旅の安全を祈願。そして「ツール・ド・銭湯2013」第6湯として、朝6時から営業している「緑が丘温泉」に行くことにした…のだが、近くのコインパーキングにクルマを停めた。緑が丘温泉までの道のりをゆっくりと進みたかったのだ。トランクにはDAHONを積んできていたので自転車で行こうかと最初は思ったが、たいした距離ではなさそうだったし、急ぐ旅でもないので歩いていくことにした。
緑が丘温泉は、甲府駅の北西に位置する総合グラウンドの近くにある戸建銭湯である。場所はちょっとわかりにくい。というか、初めて行く場合は下の写真の看板を見落とさないようにしないとたどりつくのは難しいと思う。
通りの向かいはファミリーマート
この看板の下には、民家に挟まれた狭い道があって、そこを入った先に緑が丘温泉の建物と駐車場がある。
建物の外観は比較的新しい。全体的にタイル張りで、入口はモダンなデザインである。また2階部分は、蔵を模したように見える。
「緑が丘温泉」の文字が染め抜かれた緑地の暖簾をくぐると広い玄関があり、奥に向かって廊下が伸びている。右手に下足入れがあるが、錠付きではない。左手にはソフトドリンクの自動販売機がある。
入ってすぐの右手にフロント(緑が丘温泉では番台と呼んでいる)があり、おかみさんが出迎えてくれた。
山梨県の公衆浴場料金は400円である。フロントで料金を支払いながらおかみさんと言葉を交わしているうち、緑が丘温泉に初めて来たことを伝えると「貴重品は持ってますか?」と訊かれた。多額の現金は持っていないがカメラなどは持っていたので「多少持っています」と答えると、「これを使いなさい」とロッカーのカギを出してくれた。
廊下を進んで左に折れたところに男女の脱衣所が並んでいて、それぞれに「男」、「女」の暖簾がかかっている。男湯は左側である。
脱衣所は8畳ぐらいだろうか。脱衣所としての機能だけを満たす質素な部屋である。この部屋にあるのは洗面台、トイレ、デジタル体重計、ベンチ、脱衣カゴ、脱衣棚(脱いだ服を入れた脱衣カゴを置くための棚)、ロッカー。
ロッカーは幅約25センチ、高さ80センチほどの細長い箱が9列×2段。ドイター・スーパーバイクがちゃんと入った。なお、ドライヤーは脱衣所内にはない。“番台” に申し入れれば50円でレンタルできるようだ。
浴室は小ぢんまりとしている。右に浴槽、左に洗い場がある。天井高は十分に確保されていて、採光のための窓もある。
洗い場の隅にプラスチック製の角型の椅子が積まれている。桶は東京の銭湯と同じ黄色ケロリンである。
カラン配置は4+(2+2)。カラン同士の間隔は広くて、スーパー銭湯と同程度である。いずれのカランにも水の栓(ボタン)がないが、適温の湯が出てくるので問題はない。また、4つの壁カランにのみ鏡とシャワーがある。脱衣所側の壁に2つあるシャワーブースも余裕を持った造りであり、建物全体が比較的新しいものであることが浴室からも窺える。
浴槽は2つ。出入口から見て右の壁に沿って前後に並んでいる。まずは奥の浴槽から。大きさは5人分ほど。2人分のジェット噴出口からは水流が出ている。湯はややぬるめ。湯温計がないので体感になるが40°C前後だろう。
湯は無色透明、ほぼ無味。壁の掲示には効能などとともに源泉温度が38°Cと記されている。入浴中、ときどき灯油を燃やしたようなにおいを感じたが、おそらく湯のにおいではなく、加温のための燃料によるものだろう。湯は肌あたりはやわらかいがヌルスベ感はない。
手前の浴槽は3人分ほどの大きさ。ジェットやバイブラなどの仕掛けのない浅湯で、湯温は先の浴槽より高い。42°C前後だと思う。壁の角に注湯口があって、ちょろちょろと湯が流れ込んでいるところを見るとかけ流しではなさそうだ。
なお、緑が丘温泉には休憩室があるのだが、そのことを知ったのは建物を出てしまった後だったので、様子を見ることもできなかった。
現在、サウナは節電のため営業していない。
駐車場は6~7台分
緑が丘温泉
山梨県甲府市緑が丘1-12-14
055-252-5485
営業時間 浴場 06:00~21:00(12:00~14:00は昼休み、但し日曜日を除く)
サウナ 14:00~21:00
休憩室 09:00~16:00
定休日 火曜日
さて、甲府に到着したわたしは、まず武田神社で旅の安全を祈願。そして「ツール・ド・銭湯2013」第6湯として、朝6時から営業している「緑が丘温泉」に行くことにした…のだが、近くのコインパーキングにクルマを停めた。緑が丘温泉までの道のりをゆっくりと進みたかったのだ。トランクにはDAHONを積んできていたので自転車で行こうかと最初は思ったが、たいした距離ではなさそうだったし、急ぐ旅でもないので歩いていくことにした。
緑が丘温泉は、甲府駅の北西に位置する総合グラウンドの近くにある戸建銭湯である。場所はちょっとわかりにくい。というか、初めて行く場合は下の写真の看板を見落とさないようにしないとたどりつくのは難しいと思う。
通りの向かいはファミリーマート
この看板の下には、民家に挟まれた狭い道があって、そこを入った先に緑が丘温泉の建物と駐車場がある。
建物の外観は比較的新しい。全体的にタイル張りで、入口はモダンなデザインである。また2階部分は、蔵を模したように見える。
「緑が丘温泉」の文字が染め抜かれた緑地の暖簾をくぐると広い玄関があり、奥に向かって廊下が伸びている。右手に下足入れがあるが、錠付きではない。左手にはソフトドリンクの自動販売機がある。
入ってすぐの右手にフロント(緑が丘温泉では番台と呼んでいる)があり、おかみさんが出迎えてくれた。
山梨県の公衆浴場料金は400円である。フロントで料金を支払いながらおかみさんと言葉を交わしているうち、緑が丘温泉に初めて来たことを伝えると「貴重品は持ってますか?」と訊かれた。多額の現金は持っていないがカメラなどは持っていたので「多少持っています」と答えると、「これを使いなさい」とロッカーのカギを出してくれた。
廊下を進んで左に折れたところに男女の脱衣所が並んでいて、それぞれに「男」、「女」の暖簾がかかっている。男湯は左側である。
脱衣所は8畳ぐらいだろうか。脱衣所としての機能だけを満たす質素な部屋である。この部屋にあるのは洗面台、トイレ、デジタル体重計、ベンチ、脱衣カゴ、脱衣棚(脱いだ服を入れた脱衣カゴを置くための棚)、ロッカー。
ロッカーは幅約25センチ、高さ80センチほどの細長い箱が9列×2段。ドイター・スーパーバイクがちゃんと入った。なお、ドライヤーは脱衣所内にはない。“番台” に申し入れれば50円でレンタルできるようだ。
浴室は小ぢんまりとしている。右に浴槽、左に洗い場がある。天井高は十分に確保されていて、採光のための窓もある。
洗い場の隅にプラスチック製の角型の椅子が積まれている。桶は東京の銭湯と同じ黄色ケロリンである。
カラン配置は4+(2+2)。カラン同士の間隔は広くて、スーパー銭湯と同程度である。いずれのカランにも水の栓(ボタン)がないが、適温の湯が出てくるので問題はない。また、4つの壁カランにのみ鏡とシャワーがある。脱衣所側の壁に2つあるシャワーブースも余裕を持った造りであり、建物全体が比較的新しいものであることが浴室からも窺える。
浴槽は2つ。出入口から見て右の壁に沿って前後に並んでいる。まずは奥の浴槽から。大きさは5人分ほど。2人分のジェット噴出口からは水流が出ている。湯はややぬるめ。湯温計がないので体感になるが40°C前後だろう。
湯は無色透明、ほぼ無味。壁の掲示には効能などとともに源泉温度が38°Cと記されている。入浴中、ときどき灯油を燃やしたようなにおいを感じたが、おそらく湯のにおいではなく、加温のための燃料によるものだろう。湯は肌あたりはやわらかいがヌルスベ感はない。
手前の浴槽は3人分ほどの大きさ。ジェットやバイブラなどの仕掛けのない浅湯で、湯温は先の浴槽より高い。42°C前後だと思う。壁の角に注湯口があって、ちょろちょろと湯が流れ込んでいるところを見るとかけ流しではなさそうだ。
なお、緑が丘温泉には休憩室があるのだが、そのことを知ったのは建物を出てしまった後だったので、様子を見ることもできなかった。
現在、サウナは節電のため営業していない。
駐車場は6~7台分
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緑が丘温泉
山梨県甲府市緑が丘1-12-14
055-252-5485
営業時間 浴場 06:00~21:00(12:00~14:00は昼休み、但し日曜日を除く)
サウナ 14:00~21:00
休憩室 09:00~16:00
定休日 火曜日
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