ただメタボ対策のためでなく-自転車で銭湯めぐり
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前回から1か月以上空いてしまった。仕事は忙しくはなかったけれど、ちょっと体調を崩したり、休みになると雨が降ったりで、結局6月も終盤になってしまった。
好天に恵まれた6月26日(火)、「ツール・ド・銭湯2012」第3ステージは杉並区の「浜の湯」。
浜の湯は、京王井の頭線の浜田山駅から徒歩2分ほどのところにある戸建銭湯であり、杉並区内では同沿線ただ1軒の銭湯である。
これまで自宅から杉並区方面へ行くときには、東八道路→人見街道というルートだったが、この人見街道が狭いわりにクルマが結構通るのでちょっと走りにくい。そこで今回は、人見街道には出ず、東八道路をそのまま進んで浴風会病院のほうへ向かう裏道的なルートを選んだ。こちらも道幅が狭いことはわかっていたけれど、交通量が少ないことを期待したのだ。だが、交通量はそこそこあり、自転車は走り辛かった。高井戸ICへの抜け道として使われているのかな?
そんなこんなで浜田山周辺までやって来た。このあたりに来たのは初めてであるが、やはりBMWが目立つ気がする。杉並区立浜田山北第二自転車駐車場に自転車を停め、浜の湯へ歩いた。
浜の湯は、ご覧の通りの伝統的な破風造りである。そしてわたしの好きな番台銭湯である。番台は特に女性から敬遠されがちであるのはわかっているけれど、壁のペンキ画、高い煙突などとともに「銭湯の重要な特徴」であるとわたしは思っている。
入口には煉瓦色の暖簾が掛かっている。傍らに置かれた長椅子がいい雰囲気を醸し出している。
下足箱は木札のものだが、錠部分の細工(ロゴ?)はおそらく初めて見るものだ。
男湯は左側。引き戸を開け、中に入る。番台はおかみさんだ。料金を支払うのと一緒に、『お遍路巡礼』と『江戸湯屋めぐり』のスタンプノートに押印をお願いする。いつもは銭湯を出るときに押してもらうのだけれど、『江戸湯屋めぐり』の注意事項に「スタンプは入店時に押してもらってください。」とあるのでしばらくの間は手順変更である。
脱衣所は20畳ぐらいだろうか。格天井からはプロペラが吊り下げられていて、脱衣所内の空気を攪拌している。中央の柱には古い柱時計が掛けられているが、動いていない。
主な備付品は、デジタル体温計、血圧計、ドライヤー(使用料20円)×2、長椅子×2、飲み物の販売ケース。古いマッサージチェアもあったが故障中であった。
建物は昔ながらだが、ロッカーは比較的新しい。①外壁の左側に3列×3段、②外壁の中央から右にかけて10列×4段、③島ロッカーとして5列×2段×2面。すべて3:4型。①の9箱と②の最下段を除き100円硬貨を使用するコインリターン式。島ロッカーの上には浴用品の販売ケースが置かれている。
このほかに月極めロッカーが37箱ある。また、脱衣カゴもいくつか置かれていた。
浴室は広く、白を基調としたタイル張りである。浴室内を改装したのだろう。建物に比べて新しく見える。屋根は二段式で、スカイブルーに塗られている。奥壁は富士山を描いたペンキ画。『伊豆 21.6.8』と書かれている。
桶は一般的なケロリン桶と同じ形状だが、白色半透明で胴に赤ライン、底には温泉マークがある。椅子はプラスチック製の丸型。
カラン配置は6+(5+5)+(5+5)+6。全箇所シャワーヘッド付き。シャワーブース、サウナはない。
浴槽は2槽。このシンプルな構成もわたし好みである。まず向かって左の主浴槽に入ってみる。5~6人が足を伸ばして入れる大きさで、右側の2人分のスペースにジェット湯の設備がある。壁には大きく『備長炭』と書かれたプレートがあり、格子の奥には炭が置かれている。湯温計は44°Cの少し手前を指しているが、体感ではちょっと熱めな程度(42°Cぐらいか?)。
向かって右にあるもう一方の浴槽(穴でつながっている)は、2~3人分の大きさの深湯。湯温は主浴槽と同じである。
脱衣所へ戻ると、番台のおかみさんは女性の常連客となにやら世間話をしているようだ。わたしはゆっくり帰り支度をして、17時15分ごろ浜の湯を出た。
一年のなかで今がいちばん日没時刻の遅い時期である。ゆっくり走って帰宅した。
浜の湯 (杉並33番)
東京都杉並区浜田山3-24-4
03-3303-6665
営業時間 16:00~23:30
定休日 月曜(祝日の場合は翌日)
『1010』なし
好天に恵まれた6月26日(火)、「ツール・ド・銭湯2012」第3ステージは杉並区の「浜の湯」。
浜の湯は、京王井の頭線の浜田山駅から徒歩2分ほどのところにある戸建銭湯であり、杉並区内では同沿線ただ1軒の銭湯である。
これまで自宅から杉並区方面へ行くときには、東八道路→人見街道というルートだったが、この人見街道が狭いわりにクルマが結構通るのでちょっと走りにくい。そこで今回は、人見街道には出ず、東八道路をそのまま進んで浴風会病院のほうへ向かう裏道的なルートを選んだ。こちらも道幅が狭いことはわかっていたけれど、交通量が少ないことを期待したのだ。だが、交通量はそこそこあり、自転車は走り辛かった。高井戸ICへの抜け道として使われているのかな?
そんなこんなで浜田山周辺までやって来た。このあたりに来たのは初めてであるが、やはりBMWが目立つ気がする。杉並区立浜田山北第二自転車駐車場に自転車を停め、浜の湯へ歩いた。
浜の湯は、ご覧の通りの伝統的な破風造りである。そしてわたしの好きな番台銭湯である。番台は特に女性から敬遠されがちであるのはわかっているけれど、壁のペンキ画、高い煙突などとともに「銭湯の重要な特徴」であるとわたしは思っている。
入口には煉瓦色の暖簾が掛かっている。傍らに置かれた長椅子がいい雰囲気を醸し出している。
下足箱は木札のものだが、錠部分の細工(ロゴ?)はおそらく初めて見るものだ。
男湯は左側。引き戸を開け、中に入る。番台はおかみさんだ。料金を支払うのと一緒に、『お遍路巡礼』と『江戸湯屋めぐり』のスタンプノートに押印をお願いする。いつもは銭湯を出るときに押してもらうのだけれど、『江戸湯屋めぐり』の注意事項に「スタンプは入店時に押してもらってください。」とあるのでしばらくの間は手順変更である。
脱衣所は20畳ぐらいだろうか。格天井からはプロペラが吊り下げられていて、脱衣所内の空気を攪拌している。中央の柱には古い柱時計が掛けられているが、動いていない。
主な備付品は、デジタル体温計、血圧計、ドライヤー(使用料20円)×2、長椅子×2、飲み物の販売ケース。古いマッサージチェアもあったが故障中であった。
建物は昔ながらだが、ロッカーは比較的新しい。①外壁の左側に3列×3段、②外壁の中央から右にかけて10列×4段、③島ロッカーとして5列×2段×2面。すべて3:4型。①の9箱と②の最下段を除き100円硬貨を使用するコインリターン式。島ロッカーの上には浴用品の販売ケースが置かれている。
このほかに月極めロッカーが37箱ある。また、脱衣カゴもいくつか置かれていた。
浴室は広く、白を基調としたタイル張りである。浴室内を改装したのだろう。建物に比べて新しく見える。屋根は二段式で、スカイブルーに塗られている。奥壁は富士山を描いたペンキ画。『伊豆 21.6.8』と書かれている。
桶は一般的なケロリン桶と同じ形状だが、白色半透明で胴に赤ライン、底には温泉マークがある。椅子はプラスチック製の丸型。
カラン配置は6+(5+5)+(5+5)+6。全箇所シャワーヘッド付き。シャワーブース、サウナはない。
浴槽は2槽。このシンプルな構成もわたし好みである。まず向かって左の主浴槽に入ってみる。5~6人が足を伸ばして入れる大きさで、右側の2人分のスペースにジェット湯の設備がある。壁には大きく『備長炭』と書かれたプレートがあり、格子の奥には炭が置かれている。湯温計は44°Cの少し手前を指しているが、体感ではちょっと熱めな程度(42°Cぐらいか?)。
向かって右にあるもう一方の浴槽(穴でつながっている)は、2~3人分の大きさの深湯。湯温は主浴槽と同じである。
脱衣所へ戻ると、番台のおかみさんは女性の常連客となにやら世間話をしているようだ。わたしはゆっくり帰り支度をして、17時15分ごろ浜の湯を出た。
一年のなかで今がいちばん日没時刻の遅い時期である。ゆっくり走って帰宅した。
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浜の湯 (杉並33番)
東京都杉並区浜田山3-24-4
03-3303-6665
営業時間 16:00~23:30
定休日 月曜(祝日の場合は翌日)
『1010』なし
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