ただメタボ対策のためでなく-自転車で銭湯めぐり
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「秋の日はつるべ落とし」と言う。夏が終わり、秋が深まるにつれて日照時間が急速に短くなることを井戸の釣瓶が落ちていくさまに例えたものである。この言葉が表すように、8月の下旬から10月中旬にかけては、1週間にほぼ10分ものペースで日の入り時刻が早くなっていく。
東京の日の入り時刻が17時08分であった10月14日(金)、「ツール・ド・銭湯2011」第7ステージは狛江市の「和泉湯」。小田急小田原線和泉多摩川駅から徒歩2分ほどのところにある戸建銭湯である。
この日は隣の狛江駅を経由して向かった。高架沿いの道を進んで世田谷通りに出るあたりから左手に高い煙突が見えてくる。
15時15分ごろ到着。上の写真のように建物の正面はほぼ壁で、向かって左端に入口がある。特に決められた駐輪スペースはないようなので、正面の壁沿いに駐輪した。
入口には暖簾なし
下足箱は木札の松竹錠。先へ進んで自動ドアを入ると、左にカウンター、正面はロビースペースになっている。おかみさんが座るカウンターの両サイドには「男湯」、「女湯」の暖簾が掛かっている。男湯は左側。
脱衣所は10~12畳ぐらいの広さだろうか。天井が高くて、男女境の太い柱には古い柱時計が掛かっている。元々は番台式であったことが推察できる。
ロッカーは外壁に10列×3段、5列×2段×2面の島ロッカー、男女境壁に5列×2段の計60箱もあるが、カギが抜かれているものが結構ある。ちなみにこの時の相客は2人である。箱は3:4型のみで、高さがやや小さいが、愛用のドイター・スーパーバイクを押し込むことができた。脱衣所の主な備付品は、デジタル体重計、ドライヤー(20円で3分)×1、ソフトドリンクの自動販売機、ベンチ×2。
浴室は昔ながらの造り、広さはごく普通。二段式の天井は白いペンキがまだ新しく、窓から入る光をよく反射している。奥壁にはペンキ画。「瀬戸内海」と書かれている。作者のサインや日付は入っていない。
桶は黄色ケロリン、椅子はプラスチックの丸型。カラン配置は男女境壁より6+(6+6)+4。島カランの出入口寄りの2か所を除いてシャワーヘッド付き。シャワーブースは外壁に2か所。サウナはない。
ちょっとぬるめのカランの湯で湯かけをして浴槽へ。浴槽は奥壁にあり、仕切りで2槽に分かれている。仕切りの左側は5人ぐらいが足を伸ばして入れる大きさ。足を入れると一瞬だけピリッとした。熱い湯に入ったときに感じるあの感覚である。湯温計を見ると46°Cを指しているが、正しい温度を示していないことは明らかだ。実際には42°Cぐらいだろう。
肩まで湯に浸かる。至福の時である。外壁寄りの位置にジェット噴出口が2人分あって、背中に当てるとちょうどよい強さだ。
仕切りの右側は、2~3人が入れる大きさの深湯。これといった仕掛けはなく、湯温は左側の浴槽と同じである。よく見ると、隣の浴槽とは仕切りに開いた穴でつながっている。また、浴室内の掲示によると、毎週火曜日と日曜日は薬湯を実施しているようだ。
入浴を終えてロビーに出た。細長いロビーには両側の壁に沿って椅子が並べられ、中央には小さなテーブルがあり、奥には液晶テレビが置かれている。またフロントの前には、飲み物や浴用品の販売ケースが置かれている。
和泉湯は駅のすぐ近くにあるのだが、周辺は住宅ばかりで、がやがやした感じはまったくない。そしてまた、多摩川にも近い。もう少し陽が長くて、天気のいい日であれば、湯上りに多摩川サイクリングロードをゆっくり走るのもいいかも、と思った。
和泉湯 (狛江4番)
東京都狛江市東和泉3-2-6
03-3480-2409
営業時間 15:00~24:00
定休日 月曜(祝日は翌日休)
『1010』なし
東京の日の入り時刻が17時08分であった10月14日(金)、「ツール・ド・銭湯2011」第7ステージは狛江市の「和泉湯」。小田急小田原線和泉多摩川駅から徒歩2分ほどのところにある戸建銭湯である。
この日は隣の狛江駅を経由して向かった。高架沿いの道を進んで世田谷通りに出るあたりから左手に高い煙突が見えてくる。
15時15分ごろ到着。上の写真のように建物の正面はほぼ壁で、向かって左端に入口がある。特に決められた駐輪スペースはないようなので、正面の壁沿いに駐輪した。
入口には暖簾なし
下足箱は木札の松竹錠。先へ進んで自動ドアを入ると、左にカウンター、正面はロビースペースになっている。おかみさんが座るカウンターの両サイドには「男湯」、「女湯」の暖簾が掛かっている。男湯は左側。
脱衣所は10~12畳ぐらいの広さだろうか。天井が高くて、男女境の太い柱には古い柱時計が掛かっている。元々は番台式であったことが推察できる。
ロッカーは外壁に10列×3段、5列×2段×2面の島ロッカー、男女境壁に5列×2段の計60箱もあるが、カギが抜かれているものが結構ある。ちなみにこの時の相客は2人である。箱は3:4型のみで、高さがやや小さいが、愛用のドイター・スーパーバイクを押し込むことができた。脱衣所の主な備付品は、デジタル体重計、ドライヤー(20円で3分)×1、ソフトドリンクの自動販売機、ベンチ×2。
浴室は昔ながらの造り、広さはごく普通。二段式の天井は白いペンキがまだ新しく、窓から入る光をよく反射している。奥壁にはペンキ画。「瀬戸内海」と書かれている。作者のサインや日付は入っていない。
桶は黄色ケロリン、椅子はプラスチックの丸型。カラン配置は男女境壁より6+(6+6)+4。島カランの出入口寄りの2か所を除いてシャワーヘッド付き。シャワーブースは外壁に2か所。サウナはない。
ちょっとぬるめのカランの湯で湯かけをして浴槽へ。浴槽は奥壁にあり、仕切りで2槽に分かれている。仕切りの左側は5人ぐらいが足を伸ばして入れる大きさ。足を入れると一瞬だけピリッとした。熱い湯に入ったときに感じるあの感覚である。湯温計を見ると46°Cを指しているが、正しい温度を示していないことは明らかだ。実際には42°Cぐらいだろう。
肩まで湯に浸かる。至福の時である。外壁寄りの位置にジェット噴出口が2人分あって、背中に当てるとちょうどよい強さだ。
仕切りの右側は、2~3人が入れる大きさの深湯。これといった仕掛けはなく、湯温は左側の浴槽と同じである。よく見ると、隣の浴槽とは仕切りに開いた穴でつながっている。また、浴室内の掲示によると、毎週火曜日と日曜日は薬湯を実施しているようだ。
入浴を終えてロビーに出た。細長いロビーには両側の壁に沿って椅子が並べられ、中央には小さなテーブルがあり、奥には液晶テレビが置かれている。またフロントの前には、飲み物や浴用品の販売ケースが置かれている。
和泉湯は駅のすぐ近くにあるのだが、周辺は住宅ばかりで、がやがやした感じはまったくない。そしてまた、多摩川にも近い。もう少し陽が長くて、天気のいい日であれば、湯上りに多摩川サイクリングロードをゆっくり走るのもいいかも、と思った。
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和泉湯 (狛江4番)
東京都狛江市東和泉3-2-6
03-3480-2409
営業時間 15:00~24:00
定休日 月曜(祝日は翌日休)
『1010』なし
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