ただメタボ対策のためでなく-自転車で銭湯めぐり
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「ツール・ド・銭湯2013」第2湯。4月26日(金)、仕事帰りに行ったのは世田谷区の「石川湯」。
石川湯の最寄駅は小田急小田原線の東北沢駅であるが(徒歩3分)、京王井の頭線の池ノ上駅から向かった。
隣の下北沢駅なら何度か下車したことがあるが、池ノ上で降りるのは初めてである。改札外の階段を降りたら右(北)へ。駅前の小さな商店街を過ぎると、住宅街の雰囲気が徐々に濃くなってくる。途中に狭いが雰囲気のよさそうな立ち呑み屋を見つけた。そうこうしているうちに東北沢駅の近くに来た。最近地下化されたので踏切はないが、線路はまだ残っている。
さらに歩き、直宮医院の先の短くて緩い坂を下ったところを左に入ると、路地の先にネオンが見えてきた。所要時間は7分ほどだ。
地図上で住所検索すると「石川マンション」となっているので、石川湯はマンション銭湯ということになるが、建物全体がどうなっているのかは暗くてよくわからない。
「石川湯」の文字の上に家紋だろうか、紋が染められた暖簾をくぐり中へ。調べたところ、笹竜胆(ささりんどう)という紋だそうで、この紋を持つ石川姓の人は多く、歴史上の人物では石川数正、石川啄木などがいる。もしかすると石川湯のご主人も歴史上の人物の末裔かも知れない。
下足箱に靴を入れ、プラスチック製の下足板を引き抜く。フロントに向かって左に小さなロビースペースがあり、飲み物の販売ケースが置かれている。おかみさんに料金を支払って先に進もうとすると、『靴箱のカギとロッカーキーの交換です』と言われた。入場の手順に違いがあったりするのも銭湯めぐりの面白さのひとつである。ともあれ、ロッカーキーを受け取り、左の暖簾をくぐって脱衣所へ。
脱衣所は10~12畳ぐらいの広さ。中央に腰掛があって団扇が置いてある。主な備付品は、アナログ体重計、ドライヤー(20円)、マッサージチェア、籐編みの脱衣カゴがいくつか。
ロッカーは外壁側に比較的新しめのSakura III。10列×3段で、下の2段は通常の3:4型、最上段が約30cm×60cmの縦長型である。このときは混んでいなかったためか、おかみさんは最上段のロッカーを割り当ててくれた。箱の内部上方には横にバーが付いていて、ハンガーが1つ掛けられている。
浴室の奥行は7~8メートルほど。白いタイル張りでペンキ画はなし。天井はフラットで、銭湯としてはやや低め。全体的にコンパクトな雰囲気だ。カラン配置は男女境壁から4+(5+5)+5、全箇所シャワーヘッド付き。シャワーブースは男女境壁に2か所。サウナはない。
桶はケロリン桶と同じ形状だが黄色無地のもの。椅子は小さな青い角型のものと、大きな白い角型のものがある。カランの湯が熱いので水を混ぜて湯掛けをし、浴槽へ。
縁が緩やかなS字を描いた浴槽は、左側が大人4人分ほどの大きさの浅湯で、右側が2人分のジェット座湯という構成だが、浴槽内に壁はない。外壁側の真ん中あたりに丸い穴があって、その奥から赤い光が差し込んでいる。
まず浅湯に入ってみる。湯はぬるめだ。壁の湯温計は41°Cあたりを指している。底の中央部にバイブラの装置があるが動作はしていない。
適度に暖まったところでカランに戻り、シャンプーなどをする。換気装置がしっかりしているのか、天井が低いわりには湯気がしっかりと抜けている。替わりに入ってくる外気が少し冷たいせいか、身体が冷えてきたので今度はジェット座湯へ。湯流が当たるぶん、こちらのほうが体感温度は高い。3分ほど浸かって脱衣所に出た。脱衣所の時計を見ると20時近くになっていた。石川湯の不便といえば不便なところは、浴室から時計が見えないことである。
わたしが帰り支度をしている間に、男湯は少し混んできた。下北沢に近いことと関係があるかどうかはわからないが、若い人が多い。
帰りは下北沢駅まで歩いた。Googleマップのルート検索では700m、8分となっていて、池ノ上駅とあまり変わらないが、歩き始めて数分で繁華街に出るので感覚的には下北沢駅のほうが近く感じた。
建物の右側に自転車を停められるスペースがある。
石川湯 (世田谷2)
東京都世田谷区北沢3-12-8
03-3466-4305
営業時間 15:30~23:45
定休日 月曜(祝日の場合は翌日休)
『1010』なし
石川湯の最寄駅は小田急小田原線の東北沢駅であるが(徒歩3分)、京王井の頭線の池ノ上駅から向かった。
隣の下北沢駅なら何度か下車したことがあるが、池ノ上で降りるのは初めてである。改札外の階段を降りたら右(北)へ。駅前の小さな商店街を過ぎると、住宅街の雰囲気が徐々に濃くなってくる。途中に狭いが雰囲気のよさそうな立ち呑み屋を見つけた。そうこうしているうちに東北沢駅の近くに来た。最近地下化されたので踏切はないが、線路はまだ残っている。
さらに歩き、直宮医院の先の短くて緩い坂を下ったところを左に入ると、路地の先にネオンが見えてきた。所要時間は7分ほどだ。
地図上で住所検索すると「石川マンション」となっているので、石川湯はマンション銭湯ということになるが、建物全体がどうなっているのかは暗くてよくわからない。
「石川湯」の文字の上に家紋だろうか、紋が染められた暖簾をくぐり中へ。調べたところ、笹竜胆(ささりんどう)という紋だそうで、この紋を持つ石川姓の人は多く、歴史上の人物では石川数正、石川啄木などがいる。もしかすると石川湯のご主人も歴史上の人物の末裔かも知れない。
下足箱に靴を入れ、プラスチック製の下足板を引き抜く。フロントに向かって左に小さなロビースペースがあり、飲み物の販売ケースが置かれている。おかみさんに料金を支払って先に進もうとすると、『靴箱のカギとロッカーキーの交換です』と言われた。入場の手順に違いがあったりするのも銭湯めぐりの面白さのひとつである。ともあれ、ロッカーキーを受け取り、左の暖簾をくぐって脱衣所へ。
脱衣所は10~12畳ぐらいの広さ。中央に腰掛があって団扇が置いてある。主な備付品は、アナログ体重計、ドライヤー(20円)、マッサージチェア、籐編みの脱衣カゴがいくつか。
ロッカーは外壁側に比較的新しめのSakura III。10列×3段で、下の2段は通常の3:4型、最上段が約30cm×60cmの縦長型である。このときは混んでいなかったためか、おかみさんは最上段のロッカーを割り当ててくれた。箱の内部上方には横にバーが付いていて、ハンガーが1つ掛けられている。
浴室の奥行は7~8メートルほど。白いタイル張りでペンキ画はなし。天井はフラットで、銭湯としてはやや低め。全体的にコンパクトな雰囲気だ。カラン配置は男女境壁から4+(5+5)+5、全箇所シャワーヘッド付き。シャワーブースは男女境壁に2か所。サウナはない。
桶はケロリン桶と同じ形状だが黄色無地のもの。椅子は小さな青い角型のものと、大きな白い角型のものがある。カランの湯が熱いので水を混ぜて湯掛けをし、浴槽へ。
縁が緩やかなS字を描いた浴槽は、左側が大人4人分ほどの大きさの浅湯で、右側が2人分のジェット座湯という構成だが、浴槽内に壁はない。外壁側の真ん中あたりに丸い穴があって、その奥から赤い光が差し込んでいる。
まず浅湯に入ってみる。湯はぬるめだ。壁の湯温計は41°Cあたりを指している。底の中央部にバイブラの装置があるが動作はしていない。
適度に暖まったところでカランに戻り、シャンプーなどをする。換気装置がしっかりしているのか、天井が低いわりには湯気がしっかりと抜けている。替わりに入ってくる外気が少し冷たいせいか、身体が冷えてきたので今度はジェット座湯へ。湯流が当たるぶん、こちらのほうが体感温度は高い。3分ほど浸かって脱衣所に出た。脱衣所の時計を見ると20時近くになっていた。石川湯の不便といえば不便なところは、浴室から時計が見えないことである。
わたしが帰り支度をしている間に、男湯は少し混んできた。下北沢に近いことと関係があるかどうかはわからないが、若い人が多い。
帰りは下北沢駅まで歩いた。Googleマップのルート検索では700m、8分となっていて、池ノ上駅とあまり変わらないが、歩き始めて数分で繁華街に出るので感覚的には下北沢駅のほうが近く感じた。
建物の右側に自転車を停められるスペースがある。
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石川湯 (世田谷2)
東京都世田谷区北沢3-12-8
03-3466-4305
営業時間 15:30~23:45
定休日 月曜(祝日の場合は翌日休)
『1010』なし
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