ただメタボ対策のためでなく-自転車で銭湯めぐり
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
「アベノミクス」とやらの影響か、相変わらず忙しい。仕事がないよりはましだが、この忙しさが収入増という形で還元されなければ意味が無い。わたしの場合について言えば、収入が増えるのは(その可能性があったとして)だいぶ先のことになるので、もしアベノミクス効果がプチバブル程度の規模で終わってしまうと、今までの忙しさも、この先もう少し続くかもしれない忙しさも、「骨折り損の…」ということになりかねない。
なんだか寂しい話になってしまった。気持ちを切り換えて「ツール・ド・銭湯2013」第3湯は5月24日(金)、世田谷区の「宇田川湯」。宇田川湯は、京王井の頭線の新代田駅、東松原駅、および京王線の代田橋駅の3駅からほぼ等距離にあり、各駅からの道順もわかりやすい。わたしはこの日、新代田駅からアクセスし、徒歩7分で到着した。
宇田川湯は、「閑静な住宅街」という言葉がぴったりなところにある戸建の番台銭湯だ。入口の周辺には自転車が何台か停められている。
建物は破風造りではなく、いわゆる三角屋根。右手奥に煙突が見える。
牛乳石鹸の暖簾をくぐる。男湯は右側。下足箱は木札の松竹錠だが、かなり古いもので、最初に使おうと思った箱は、札が刺さっているのに扉が開かなかった(ちょっとコツが要るみたいだ)。気温が高いせいか、男湯の脱衣所に入る引き戸は開けっ放しになっている。
番台の若おかみに料金を支払って中へ。
脱衣所は3間四方ほど。昔ながらの造りで、男女の境は大鏡になっている。建物正面側には喫煙もできるスペースが設けられ、洗濯機が置かれている。
外壁側にはロッカーユニットが2つ並べられている。向かって左は3:4型が7列×3段、右は4列×3段で、最下段が縦長型になっている。また、脱衣所中央部に5列×2段×2面の島ロッカーがある。縦長型の箱が空いていたので使わせていただいた。ディンプルキータイプの比較的新しいものだ。
主な備付品はアナログ体重計、マッサージチェア、洗面台、テーブルとベンチ、ドライヤー×1(使用料20円)、浴用品の販売ケース、飲み物の販売ケース、薄型テレビ。
入口左側の案内板
浴室は奥行4間ほど。二段屋根で奥壁には富士山のペンキ画(「25.2.4 ナカジマ」のサインがある)。番台、ペンキ画、高い天井。この組み合わせには本当に癒される。
宇田川湯の浴室レイアウトは少々変わっている。幅1間、長さ2間ぐらいの浴槽が奥壁の中央部から脱衣所に向かって伸び、その右側、外壁までの間に長方形の浴槽がある。したがってカラン配置も変わっていて、男女境壁から8+(2+2)+5。“縦配置” のため島カランが(2+2)と短いのが特徴だ。ちなみにカランは全箇所シャワーヘッド付き、シャワーブースは外壁側に1か所。サウナはない。
黄色無地の桶と、丸型の椅子(椅子には角型のものもある)を取ってカランへ。カランの湯はやや熱め。
早速、主浴槽に入ってみる。湯温計は44~45°Cあたりを指しているが、体感上はやや熱めで、わたしにはちょうどいい温度だ。中央部にバイブラ装置があって、気泡が適度に出ている。また、浴槽には炭がたくさん入った木箱が浮かんでいる。そのためか、湯の肌当たりがやわらかい気がする。
カランに戻ってシャンプーなどをする。屋根の二段部分にある窓が開いていて、そこから風が入ってくる。相客も少なく、静かな時間が過ぎていく。
次は外壁側にある長方形の浴槽へ。こちらは真ん中で2つに分かれていて、右側が円筒形のボディマッサージ湯、左側がジェット座湯になっている。わたしはジェット座湯だけ楽しんだが、水流の強さがこれまたちょうどいい。
最後にもう一度主浴槽に浸かってから脱衣所へ出た。
左下の小さな貼り紙には「営業時間 三時五十分~十二時半マデ」と書いてある
番台は「大おかみ」に代わっていて、女湯の常連さんと世間話をしている。浴場の人と客との世間話が普通に聞こえてくるのも番台銭湯ならではかもしれない。わたしは彼女たちの話を聞くでもなく聞きながら、ゆっくりと服を着て宇田川湯を出た。
変色が著しいが、わたしの世代には懐かしい「オロナミンCの看板」
宇田川湯 (世田谷4)
東京都世田谷区羽根木1-14-11
03-3328-2574
営業時間 16:00~24:30
定休日 月曜
『1010』なし
なんだか寂しい話になってしまった。気持ちを切り換えて「ツール・ド・銭湯2013」第3湯は5月24日(金)、世田谷区の「宇田川湯」。宇田川湯は、京王井の頭線の新代田駅、東松原駅、および京王線の代田橋駅の3駅からほぼ等距離にあり、各駅からの道順もわかりやすい。わたしはこの日、新代田駅からアクセスし、徒歩7分で到着した。
(写真上部、中央やや右寄りに見える光は月)
宇田川湯は、「閑静な住宅街」という言葉がぴったりなところにある戸建の番台銭湯だ。入口の周辺には自転車が何台か停められている。
建物は破風造りではなく、いわゆる三角屋根。右手奥に煙突が見える。
牛乳石鹸の暖簾をくぐる。男湯は右側。下足箱は木札の松竹錠だが、かなり古いもので、最初に使おうと思った箱は、札が刺さっているのに扉が開かなかった(ちょっとコツが要るみたいだ)。気温が高いせいか、男湯の脱衣所に入る引き戸は開けっ放しになっている。
番台の若おかみに料金を支払って中へ。
脱衣所は3間四方ほど。昔ながらの造りで、男女の境は大鏡になっている。建物正面側には喫煙もできるスペースが設けられ、洗濯機が置かれている。
外壁側にはロッカーユニットが2つ並べられている。向かって左は3:4型が7列×3段、右は4列×3段で、最下段が縦長型になっている。また、脱衣所中央部に5列×2段×2面の島ロッカーがある。縦長型の箱が空いていたので使わせていただいた。ディンプルキータイプの比較的新しいものだ。
主な備付品はアナログ体重計、マッサージチェア、洗面台、テーブルとベンチ、ドライヤー×1(使用料20円)、浴用品の販売ケース、飲み物の販売ケース、薄型テレビ。
入口左側の案内板
浴室は奥行4間ほど。二段屋根で奥壁には富士山のペンキ画(「25.2.4 ナカジマ」のサインがある)。番台、ペンキ画、高い天井。この組み合わせには本当に癒される。
宇田川湯の浴室レイアウトは少々変わっている。幅1間、長さ2間ぐらいの浴槽が奥壁の中央部から脱衣所に向かって伸び、その右側、外壁までの間に長方形の浴槽がある。したがってカラン配置も変わっていて、男女境壁から8+(2+2)+5。“縦配置” のため島カランが(2+2)と短いのが特徴だ。ちなみにカランは全箇所シャワーヘッド付き、シャワーブースは外壁側に1か所。サウナはない。
黄色無地の桶と、丸型の椅子(椅子には角型のものもある)を取ってカランへ。カランの湯はやや熱め。
早速、主浴槽に入ってみる。湯温計は44~45°Cあたりを指しているが、体感上はやや熱めで、わたしにはちょうどいい温度だ。中央部にバイブラ装置があって、気泡が適度に出ている。また、浴槽には炭がたくさん入った木箱が浮かんでいる。そのためか、湯の肌当たりがやわらかい気がする。
カランに戻ってシャンプーなどをする。屋根の二段部分にある窓が開いていて、そこから風が入ってくる。相客も少なく、静かな時間が過ぎていく。
次は外壁側にある長方形の浴槽へ。こちらは真ん中で2つに分かれていて、右側が円筒形のボディマッサージ湯、左側がジェット座湯になっている。わたしはジェット座湯だけ楽しんだが、水流の強さがこれまたちょうどいい。
最後にもう一度主浴槽に浸かってから脱衣所へ出た。
左下の小さな貼り紙には「営業時間 三時五十分~十二時半マデ」と書いてある
番台は「大おかみ」に代わっていて、女湯の常連さんと世間話をしている。浴場の人と客との世間話が普通に聞こえてくるのも番台銭湯ならではかもしれない。わたしは彼女たちの話を聞くでもなく聞きながら、ゆっくりと服を着て宇田川湯を出た。
変色が著しいが、わたしの世代には懐かしい「オロナミンCの看板」
◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇
宇田川湯 (世田谷4)
東京都世田谷区羽根木1-14-11
03-3328-2574
営業時間 16:00~24:30
定休日 月曜
『1010』なし
PR
カテゴリー
最新TB
アーカイブ