ただメタボ対策のためでなく-自転車で銭湯めぐり
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3月ももう終わりという頃になってようやく今年初の銭湯めぐりである。
4月からの消費増税に伴い都道府県の大半で銭湯の入浴料金を値上げする見込みで、東京都も値上げを検討しており5月中ごろに決まるらしい。
報道によれば、東京都浴場組合のなかには値上げすると客が減るという懸念から、値上げに慎重な意見もあるそうだ。値上げによって客足が遠のいては本末転倒ということなのだ。なんとも哀しい話であるが個人的には増税分の値上げは当然のことと思う。
さて、3月28日(金)、「ツール・ド・銭湯2014」第1湯として訪れたのは世田谷区の常盤湯。最寄駅は東急田園都市線の池尻大橋駅と、東急田園都市線、世田谷線の三軒茶屋駅であるが、いずれも徒歩10分以上かかる。
今回はバスを利用した。ふだん乗ることはないし、いま路線バスがちょっとブームみたいだし… で、渋谷駅から東急バス(渋51)に乗り8つ目の淡島で下車、そこから徒歩というルート。Googleマップのルート検索では乗車時間は12~13分となっているが、金曜日の夜だからか年度末だからか、20分ほどかかった。淡島バス停からは淡島交差点を左折、そのまま道なりに緩い坂を上って下って、遊歩道を渡った先にある黄色いカフェ(後述)を右折。すぐに常盤湯の青と緑の電光看板が見えた。歩いた時間は7分。
常盤湯は白いタイル張りの戸建銭湯だ。下の写真の切り文字看板があるあたりに自転車が数台停められている。
自動ドアを入ると小さな三和土。右手正面にフロントがあり、おかみさんが座っている。わたしより若い。
右側の暖簾をくぐって脱衣所へ。脱衣所はだいたい12畳ほどの広さ。部屋の真ん中あたりに小さな丸テーブルと椅子が3脚置いてある。
ロッカーは外壁側に4列×3段と5列×2段、浴室対面の壁に5列×3段(いずれも3:4型)、それと月極めの小さなロッカーがいくつか。外壁側の4列×3段は一般的な大きさで、他のはそれよりやや小さいが、愛用のバックパックと着ていた服を押し込むことができた。
その他の主な備付品は、デジタル体重計、ソフトドリンクの自動販売機、ドライヤー(使用料は20円)。冷水器があるのが嬉しい。珍しいところでは、かなりハイテク風な空気清浄機がある。
浴室はやや小ぢんまりとした印象だ。奥壁にはカラフルな横縞模様のシートが貼ってあるようだ。大きさから見てかつてはここにペンキ画があったのではないかと思う。
椅子はプラスチック製の角型、桶は黄色ケロリンと黄色無地がある。カラン配置は男女境壁から4+(5+5)+5。全箇所シャワーヘッド付き。それぞれのカラン列の上には小さなパイプ棚がある。そして、ボディシャンプーとリンスインシャンプーが備え付けである。同じ世田谷区の新寿湯もそうだったが、これは大変なサービスである。
浴槽は奥壁に深湯と普通の深さの2つだが、仕切りにある穴でつながっている。向かって左の深湯は2人分ほどの大きさ。上にある横長の湯口から湯が注がれている。デジタル湯温計が付いていて42°C台の後半を表示している。右の浴槽は外壁側がバイブラ、真ん中あたりがジェット。大人4人が入るには少々きつい大きさ。デジタル湯温計の数字は41°C台の前半であった。
まずは深湯へ。湯は薄い青緑色をした薬湯。壁に薬湯の名前が貼ってあったが忘れた。体感では湯温計の表示ほど熱くない気がする。上を見ると天井は二段式だ。建物の正面は現代風に見えたが、浴室部分は昔のままなのかもしれない。
カランに戻ってシャンプーなどをする。備え付けのリンスインシャンプーを使ってみた。メーカー、ブランドは不明だが、ある程度以上の品質のもののようだ。
もう一方の浴槽はほぼ湯温計の表示どおりの温度だろう。なお、シャワーブースが外壁側に1つある。
サウナは男女境壁側にある。窓から中を見たところでは5人前後が入れそうだ。水風呂は、浴室出入口の外壁側に小さな部屋があって、その中にL字型の浴槽がある。Lのそれぞれの棒の部分に1人ずつ、といった感じだ。デジタル水温計があって17°C前後を表示していた。サウナの追加料金は250円。ただしこれは2時間の料金で、2時間を超えて使用する場合はさらに250円が必要、といったことが脱衣所内に書かれていた。
常盤湯では、脱衣所の2階部分に休憩室兼喫煙所がある。行ってみると6畳ほどの部屋で、ソファ、テーブルと椅子、古いマッサージチェアが置かれている。なお、分煙はきちんとされていて、タバコの臭いを階下で感じることはなかった。
常盤湯の周辺には、お洒落な雰囲気の飲食店がいくつかあるが、なかでも注目なのが2軒隣の「Cafe Place Jaune」。店名と下の写真でどんな人をターゲットにした店かわかる人にはわかるはずだ。
店頭にはバイクラックもある。
常盤湯に向かっているときは風が冷たく感じたりもしたが、入浴後は汗を拭いながらの帰路であった。
常盤湯 (世田谷10)
東京都世田谷区三宿1-30-2
03-3411-0360
営業時間 15:00~25:00
定休日 月曜(祝日は翌日休)
サウナ 250円(2時間まで、追加料金)
『1010』なし
4月からの消費増税に伴い都道府県の大半で銭湯の入浴料金を値上げする見込みで、東京都も値上げを検討しており5月中ごろに決まるらしい。
報道によれば、東京都浴場組合のなかには値上げすると客が減るという懸念から、値上げに慎重な意見もあるそうだ。値上げによって客足が遠のいては本末転倒ということなのだ。なんとも哀しい話であるが個人的には増税分の値上げは当然のことと思う。
さて、3月28日(金)、「ツール・ド・銭湯2014」第1湯として訪れたのは世田谷区の常盤湯。最寄駅は東急田園都市線の池尻大橋駅と、東急田園都市線、世田谷線の三軒茶屋駅であるが、いずれも徒歩10分以上かかる。
今回はバスを利用した。ふだん乗ることはないし、いま路線バスがちょっとブームみたいだし… で、渋谷駅から東急バス(渋51)に乗り8つ目の淡島で下車、そこから徒歩というルート。Googleマップのルート検索では乗車時間は12~13分となっているが、金曜日の夜だからか年度末だからか、20分ほどかかった。淡島バス停からは淡島交差点を左折、そのまま道なりに緩い坂を上って下って、遊歩道を渡った先にある黄色いカフェ(後述)を右折。すぐに常盤湯の青と緑の電光看板が見えた。歩いた時間は7分。
常盤湯は白いタイル張りの戸建銭湯だ。下の写真の切り文字看板があるあたりに自転車が数台停められている。
自動ドアを入ると小さな三和土。右手正面にフロントがあり、おかみさんが座っている。わたしより若い。
右側の暖簾をくぐって脱衣所へ。脱衣所はだいたい12畳ほどの広さ。部屋の真ん中あたりに小さな丸テーブルと椅子が3脚置いてある。
ロッカーは外壁側に4列×3段と5列×2段、浴室対面の壁に5列×3段(いずれも3:4型)、それと月極めの小さなロッカーがいくつか。外壁側の4列×3段は一般的な大きさで、他のはそれよりやや小さいが、愛用のバックパックと着ていた服を押し込むことができた。
その他の主な備付品は、デジタル体重計、ソフトドリンクの自動販売機、ドライヤー(使用料は20円)。冷水器があるのが嬉しい。珍しいところでは、かなりハイテク風な空気清浄機がある。
浴室はやや小ぢんまりとした印象だ。奥壁にはカラフルな横縞模様のシートが貼ってあるようだ。大きさから見てかつてはここにペンキ画があったのではないかと思う。
椅子はプラスチック製の角型、桶は黄色ケロリンと黄色無地がある。カラン配置は男女境壁から4+(5+5)+5。全箇所シャワーヘッド付き。それぞれのカラン列の上には小さなパイプ棚がある。そして、ボディシャンプーとリンスインシャンプーが備え付けである。同じ世田谷区の新寿湯もそうだったが、これは大変なサービスである。
浴槽は奥壁に深湯と普通の深さの2つだが、仕切りにある穴でつながっている。向かって左の深湯は2人分ほどの大きさ。上にある横長の湯口から湯が注がれている。デジタル湯温計が付いていて42°C台の後半を表示している。右の浴槽は外壁側がバイブラ、真ん中あたりがジェット。大人4人が入るには少々きつい大きさ。デジタル湯温計の数字は41°C台の前半であった。
まずは深湯へ。湯は薄い青緑色をした薬湯。壁に薬湯の名前が貼ってあったが忘れた。体感では湯温計の表示ほど熱くない気がする。上を見ると天井は二段式だ。建物の正面は現代風に見えたが、浴室部分は昔のままなのかもしれない。
カランに戻ってシャンプーなどをする。備え付けのリンスインシャンプーを使ってみた。メーカー、ブランドは不明だが、ある程度以上の品質のもののようだ。
もう一方の浴槽はほぼ湯温計の表示どおりの温度だろう。なお、シャワーブースが外壁側に1つある。
サウナは男女境壁側にある。窓から中を見たところでは5人前後が入れそうだ。水風呂は、浴室出入口の外壁側に小さな部屋があって、その中にL字型の浴槽がある。Lのそれぞれの棒の部分に1人ずつ、といった感じだ。デジタル水温計があって17°C前後を表示していた。サウナの追加料金は250円。ただしこれは2時間の料金で、2時間を超えて使用する場合はさらに250円が必要、といったことが脱衣所内に書かれていた。
常盤湯では、脱衣所の2階部分に休憩室兼喫煙所がある。行ってみると6畳ほどの部屋で、ソファ、テーブルと椅子、古いマッサージチェアが置かれている。なお、分煙はきちんとされていて、タバコの臭いを階下で感じることはなかった。
常盤湯の周辺には、お洒落な雰囲気の飲食店がいくつかあるが、なかでも注目なのが2軒隣の「Cafe Place Jaune」。店名と下の写真でどんな人をターゲットにした店かわかる人にはわかるはずだ。
店頭にはバイクラックもある。
常盤湯に向かっているときは風が冷たく感じたりもしたが、入浴後は汗を拭いながらの帰路であった。
◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇
常盤湯 (世田谷10)
東京都世田谷区三宿1-30-2
03-3411-0360
営業時間 15:00~25:00
定休日 月曜(祝日は翌日休)
サウナ 250円(2時間まで、追加料金)
『1010』なし
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