ただメタボ対策のためでなく-自転車で銭湯めぐり
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2月9日(火)の東京地方は非常に暖かく、最高気温は21°Cにもなったそうである。こんな暖かい日はいつもより少し遠くへ行きたくなる、ということで「ツール・ド・銭湯2010」第3ステージは東久留米市にある「湯~プラザ柳泉園」。
湯~プラザ柳泉園は、柳泉園グランドパークという施設内にある入浴施設である。柳泉園グランドパークは東久留米市、清瀬市、西東京市で構成される柳泉園組合が運営するゴミ処理施設で、湯~プラザ柳泉園はゴミ処理の際に発生する余熱を利用して深井戸の水を沸かしている。
柳泉園グランドパークにはほかにも野球場、テニスコート、室内プールなどの施設があり、湯~プラザ柳泉園は上記各市以外の住民も利用することができる。
敷地の入口には上の案内板が設置されている。この場所から見て右側、「プール・おふろ」の文字があるのが柳泉園グランドパークの建物である。
建物内は明るい。過剰な装飾のない質素な雰囲気は一般的な市民ホールや体育館と似ている。通路の奥に受付のようなものが見えるので行ってみるとそこはプールの受付。入浴施設の受付は建物入口を入ってすぐ右の区画にある。
靴を脱いで下足箱に入れる。下足箱はカギ付きのスチール製。上がると広いロビーがあり、右手に受付がある。受付に向かって右に券売機があるのでここで入浴券を買う。男湯用のボタンと女湯用のボタンと別々になっているので押し間違いに注意しよう。
入浴券と下足箱のカギを受付に出し、脱衣所のロッカーキーを受け取る。
ロビーの向かいには畳敷きの大広間があり、テーブルがたくさん並んでいる。柳泉園グランドパークのサイトには、「大広間には、アルコール類以外の飲食物の持ち込みができます」とあるが、施設内にある「レストラン フォレスト」という軽食堂に注文して大広間に運んでもらうこともできる。
大広間を右手に見ながら暖簾をくぐり浴場へ。暖簾をくぐった先で男女に別れるが、この日の男湯は露天風呂のある左側であった。男女の浴場は入れ替わるそうだが、現在は設備の都合で入れ替えは行われていない。
脱衣所は洗面スペースとロッカースペースに分かれている。洗面スペースには洗面台が4基、ドライヤー(無料)が2つある。ティッシュペーパーや綿棒のようなアメニティ品の備え付けはない。マッサージチェアとフットマッサージ機はそれぞれ4台、ロビーに置かれている。
ロッカースペースはこの種の施設としてはあまり広くない。備付品は冷水機とデジタル体重計。このデジタル体重計はちょっと変わっていて、床には乗るための台のみがあり、表示部を含む操作パネルは独立したユニットとして壁面に取り付けられている。
ロッカーは壁沿いに12列×4段、8列×4段、4列×4段、いずれも大きさは高さ35cm×幅40cmほど。このほかに片面島ロッカーがあり、縦長タイプの6列×1段となっている。この日わたしに割り当てられたのは壁沿いのロッカーであったが、普通の銭湯のものよりは大きいので、いつもの荷物は問題なく入った。
浴室内はスーパー銭湯風。入口から見てすぐ左にシャワーブースが1つ、その手前に私物棚がある。入口のすぐ右は湯かけをする場所になっていて、この裏側が洗い場である。各カランはハンドシャワー付き、数は10とちょっと少ない。なお、カランの場所取りは禁止となっている。
洗い場は桶を置く台が付いたタイプで、しかもその台は膝の少し下ほどの高い位置にある。したがって用意されている椅子も高く、デスク用の椅子に座っている感覚に近い。足が不自由な人や、弱っている人のことを考えた設計であろう。
室内の浴槽は12~3人はゆったり入れる主浴槽、3人分のジェット寝湯、水風呂の3つ。主浴槽は浴室入口側の半分がバイブラ+ジェット、反対側は仕掛けなし。湯温は41°Cと少々ぬるめ。水風呂はおおむね2人分の大きさで、デジタル水温計の表示は18.7°Cであった。
露天スペースにはデッキチェアが置かれていて、寝そべって風に当たることができるが、浴槽そのものは小さく、2人分ほどの大きさのジャグジーのようなものである(水流は出ていなかった)。
サウナを利用するのに追加料金は不要だが、今回もサウナは利用しなかった。サウナ室の外にマットが重ねて置いてあり、それを1枚持って中に入るようだ。
風呂の湯は井戸の水を使用しているためか肌当たりがよい。湯温も最初はぬるく感じたが、出たり入ったりを繰り返しているうちにかなり暖まったので汗が引くまで大広間で休んでから帰ることにした。
ゴミ処理施設というと不衛生というイメージを抱きがちだが、ゴミ回収車を見ることはなく、もちろん嫌な臭いもない。入浴施設内は隅々まで清掃されていて、ここがゴミ処理施設の一部であるということなどまったく気にならない。
自分の居住地域にゴミ処理施設ができることに抵抗を感じる人もいるだろうが、柳泉園グランドパークのような充実した施設を安価で利用できるのなら、わたしは好意的に受け止めたい。
湯~プラザ柳泉園
東久留米市下里4-3-10
042-473-3121
営業時間 10:00~21:00(入場は20:30まで)
定休日 木曜
料金 500円(回数券の販売あり)
湯~プラザ柳泉園は、柳泉園グランドパークという施設内にある入浴施設である。柳泉園グランドパークは東久留米市、清瀬市、西東京市で構成される柳泉園組合が運営するゴミ処理施設で、湯~プラザ柳泉園はゴミ処理の際に発生する余熱を利用して深井戸の水を沸かしている。
柳泉園グランドパークにはほかにも野球場、テニスコート、室内プールなどの施設があり、湯~プラザ柳泉園は上記各市以外の住民も利用することができる。
敷地の入口には上の案内板が設置されている。この場所から見て右側、「プール・おふろ」の文字があるのが柳泉園グランドパークの建物である。
建物内は明るい。過剰な装飾のない質素な雰囲気は一般的な市民ホールや体育館と似ている。通路の奥に受付のようなものが見えるので行ってみるとそこはプールの受付。入浴施設の受付は建物入口を入ってすぐ右の区画にある。
靴を脱いで下足箱に入れる。下足箱はカギ付きのスチール製。上がると広いロビーがあり、右手に受付がある。受付に向かって右に券売機があるのでここで入浴券を買う。男湯用のボタンと女湯用のボタンと別々になっているので押し間違いに注意しよう。
入浴券と下足箱のカギを受付に出し、脱衣所のロッカーキーを受け取る。
ロビーの向かいには畳敷きの大広間があり、テーブルがたくさん並んでいる。柳泉園グランドパークのサイトには、「大広間には、アルコール類以外の飲食物の持ち込みができます」とあるが、施設内にある「レストラン フォレスト」という軽食堂に注文して大広間に運んでもらうこともできる。
大広間を右手に見ながら暖簾をくぐり浴場へ。暖簾をくぐった先で男女に別れるが、この日の男湯は露天風呂のある左側であった。男女の浴場は入れ替わるそうだが、現在は設備の都合で入れ替えは行われていない。
脱衣所は洗面スペースとロッカースペースに分かれている。洗面スペースには洗面台が4基、ドライヤー(無料)が2つある。ティッシュペーパーや綿棒のようなアメニティ品の備え付けはない。マッサージチェアとフットマッサージ機はそれぞれ4台、ロビーに置かれている。
ロッカースペースはこの種の施設としてはあまり広くない。備付品は冷水機とデジタル体重計。このデジタル体重計はちょっと変わっていて、床には乗るための台のみがあり、表示部を含む操作パネルは独立したユニットとして壁面に取り付けられている。
ロッカーは壁沿いに12列×4段、8列×4段、4列×4段、いずれも大きさは高さ35cm×幅40cmほど。このほかに片面島ロッカーがあり、縦長タイプの6列×1段となっている。この日わたしに割り当てられたのは壁沿いのロッカーであったが、普通の銭湯のものよりは大きいので、いつもの荷物は問題なく入った。
浴室内はスーパー銭湯風。入口から見てすぐ左にシャワーブースが1つ、その手前に私物棚がある。入口のすぐ右は湯かけをする場所になっていて、この裏側が洗い場である。各カランはハンドシャワー付き、数は10とちょっと少ない。なお、カランの場所取りは禁止となっている。
洗い場は桶を置く台が付いたタイプで、しかもその台は膝の少し下ほどの高い位置にある。したがって用意されている椅子も高く、デスク用の椅子に座っている感覚に近い。足が不自由な人や、弱っている人のことを考えた設計であろう。
室内の浴槽は12~3人はゆったり入れる主浴槽、3人分のジェット寝湯、水風呂の3つ。主浴槽は浴室入口側の半分がバイブラ+ジェット、反対側は仕掛けなし。湯温は41°Cと少々ぬるめ。水風呂はおおむね2人分の大きさで、デジタル水温計の表示は18.7°Cであった。
露天スペースにはデッキチェアが置かれていて、寝そべって風に当たることができるが、浴槽そのものは小さく、2人分ほどの大きさのジャグジーのようなものである(水流は出ていなかった)。
サウナを利用するのに追加料金は不要だが、今回もサウナは利用しなかった。サウナ室の外にマットが重ねて置いてあり、それを1枚持って中に入るようだ。
風呂の湯は井戸の水を使用しているためか肌当たりがよい。湯温も最初はぬるく感じたが、出たり入ったりを繰り返しているうちにかなり暖まったので汗が引くまで大広間で休んでから帰ることにした。
ゴミ処理施設というと不衛生というイメージを抱きがちだが、ゴミ回収車を見ることはなく、もちろん嫌な臭いもない。入浴施設内は隅々まで清掃されていて、ここがゴミ処理施設の一部であるということなどまったく気にならない。
自分の居住地域にゴミ処理施設ができることに抵抗を感じる人もいるだろうが、柳泉園グランドパークのような充実した施設を安価で利用できるのなら、わたしは好意的に受け止めたい。
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湯~プラザ柳泉園
東久留米市下里4-3-10
042-473-3121
営業時間 10:00~21:00(入場は20:30まで)
定休日 木曜
料金 500円(回数券の販売あり)
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