ただメタボ対策のためでなく-自転車で銭湯めぐり
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
「ツール・ド・銭湯2009」第25ステージは8月18日(火)。久しぶりに都県境を越えて川崎市多摩区の「ヘルスよしの湯」。小田急小田原線の読売ランド前駅南口から300メートルほどのところにある。
自宅からヘルスよしの湯へ行くにはよみうりランドの前を通る道(東京都道・神奈川県道124号)があるが、道幅が狭いのであまり通りたくない。そこで川崎街道を塚戸交差点で南西に曲がり、そのまま読売ランド前駅に出るというルートを選択。
塚戸交差点を曲がってしばらくは平坦だが、西菅団地入口のあたりから上り坂となり、徐々に勾配がきつくなってくる。上り区間は寺尾台住宅入口の少し先までの約1km。続いて下りはあっという間の0.4kmほど。
ちなみに帰りもこの道を通った。行きより勾配は少々きつめだが距離が短いので帰りのほうが断然楽だった。
さて、読売ランド前駅前の道をOdakyu OXの前で折れ、緩い上り坂の商店街を南に進むと、商店街が切れるあたりにヘルスよしの湯はある。
建物は三角屋根の木造。通りに面した部分は屋根がやや低くモザイク調の外観で、左がコインランドリーとなっている。
両サイドのランプがおしゃれだ
入口には牛乳石鹸の暖簾が掛かっている。正面に下足箱があるが、下段の箱は高さが他の箱の3倍ほどある。確認はしなかったがブーツ用だろう。
普通サイズの箱に靴を入れ、木製の下足板を引き抜く。右側の自動ドアを入るとロビーになっている。ロビーはなかなか広くて、ソファーにテーブル、テレビ、骨董級のマッサージチェアが置かれている。
自動ドアのすぐ脇にあるフロントにはおかみさん。神奈川県の一般公衆浴場入浴料は東京都と同じ450円だ。フロントの両サイドには暖簾が掛かっていて脱衣所への入口になっている。右側の暖簾をくぐって脱衣所へ入る。
脱衣所はそれほど広くない。畳表の腰掛けを兼ねた台があり、灰皿が置かれている。東京都では銭湯施設内は禁煙となっているが、神奈川県では禁煙化・分煙化はまだあまり進んでいないようだ。
脱衣所内の主な備付品は洗面台×1、ドライヤー(2分20円)×1、アナログ体重計×1、椅子×2、そしてソフトドリンクの自動販売機。ロッカーはちょっと変わった構成だ。まず上段に幅約30cm×高さ約40cmの箱が4つ、下段に幅約40cm×高さ約30cmの箱が3つあるロッカーユニットが2台。幅約20cm×高さ約80cmのハンガー付きタイプのものが4列×2段。そしてサウナ利用者専用としてやはり幅約20cm×高さ約80cmのものが7列×2段ある。脱衣カゴはない。
今回は40×30タイプを使用したが、ドイター・スーパーバイクを寝かせて入れられるので、30×40タイプよりも使いやすいと思う。
浴室は奥行があまりないが間口は広い形状だ。奥の壁はペンキ画ではなく、細長くて凹凸のあるタイルを使用したモザイク。おそらく草花の図案と思われる。天井はアーチ状になっている。高さは十分にあるが夕陽はあまり入ってこない。
桶は黄色ケロリン、椅子は市販型。カラン配置は男女境壁側より7+(5+5)+(5+0)。このうち男女境壁の両端カラン、第1島カランの外壁側カランの浴槽寄りの1か所、および第2島カランの男女境壁側カランの浴槽寄りの1か所の計4か所にはシャワーヘッドがない(下図参照)。
浴 槽
|×
男 |○ ○|× ×|
女 |○ ○|○ ○| 外
境 |○ ○|○ ○| 壁 ○:シャワーヘッドあり
壁 |○ ○|○ ○| 側 ×:シャワーヘッドなし
側 |○ ○|○ ○|
|×
↑ ↑
第1島 第2島
脱 衣 所
浴室外壁側には通常のシャワーブースが2つと、円筒形ブース内のさまざまな高さ、さまざまな位置に配置されたノズルから水が大量に噴き出してくるシャワーブースが1つある。
浴槽は5種類あるが、主浴室の3つ、主浴室の外壁側に設けられたサウナ室前の2つに分かれている。
まずは主浴室の3槽。向かって左が2人分のジェット湯。真ん中が円形のバイブラ槽で大きさは4~5人分か。右が電気風呂で3~4人分ほどの大きさ。湯温計では42°C、体感上もほぼ同じ、それなりに長湯のできる温度だ。
サウナ室前の2槽は薬湯と水風呂でそれぞれ2人分ほどの大きさ。薬湯は黄緑色の湯で、主にサウナ利用者が入ることを前提にしているのだろう、温度は25~26°Cと低めに設定されている。サウナ室は6人分ほどの大きさに見えた。
ヘルスよしの湯では手ぶらセットが2種類用意されている。タオルと石鹸、シャンプーなどの基本セットが100円、これにカミソリなどを加えたセットが200円とリーズナブルな価格設定だ。
駐車場はヘルスよしの湯の敷地内に1台分あるほか、隣の駐車場(ほたる駐車場)の壁側奥から5台分も使用できるようだ。
駐輪スペースは建物前ということになろう。ロビー側は駐車禁止となっているが自転車なら置いてよいと思う。スタンドレスでも何とかなるだろう。
この日、ヘルスよしの湯へ行く途中の坂を上りきったときはかなり息が上がった。
上り坂はきつければきついほど、上りきったときの満足感は大きい。わたしのような40過ぎのおっさんであればなおさらそうだ。坂を上りきるだけの体力がまだ残っていることが証明できたからだ。
平均寿命から見て、わたしの人生は残り40年足らず。自転車で坂を上るなんてことができるのはせいぜいあと20年ぐらいだろう。
20年しかないと見るか、20年もあると見るか。いずれにせよ、時はあっという間に過ぎていくのだ。
ヘルスよしの湯
神奈川県川崎市多摩区西生田4-12-4
044-966-1035
営業時間 16:00~24:00
定休日 月曜
サウナ 680円(入浴料込み)
貸しタオル 20円
貸しバスタオル 50円
大きな地図で見る
自宅からヘルスよしの湯へ行くにはよみうりランドの前を通る道(東京都道・神奈川県道124号)があるが、道幅が狭いのであまり通りたくない。そこで川崎街道を塚戸交差点で南西に曲がり、そのまま読売ランド前駅に出るというルートを選択。
塚戸交差点を曲がってしばらくは平坦だが、西菅団地入口のあたりから上り坂となり、徐々に勾配がきつくなってくる。上り区間は寺尾台住宅入口の少し先までの約1km。続いて下りはあっという間の0.4kmほど。
ちなみに帰りもこの道を通った。行きより勾配は少々きつめだが距離が短いので帰りのほうが断然楽だった。
さて、読売ランド前駅前の道をOdakyu OXの前で折れ、緩い上り坂の商店街を南に進むと、商店街が切れるあたりにヘルスよしの湯はある。
建物は三角屋根の木造。通りに面した部分は屋根がやや低くモザイク調の外観で、左がコインランドリーとなっている。
両サイドのランプがおしゃれだ
入口には牛乳石鹸の暖簾が掛かっている。正面に下足箱があるが、下段の箱は高さが他の箱の3倍ほどある。確認はしなかったがブーツ用だろう。
普通サイズの箱に靴を入れ、木製の下足板を引き抜く。右側の自動ドアを入るとロビーになっている。ロビーはなかなか広くて、ソファーにテーブル、テレビ、骨董級のマッサージチェアが置かれている。
自動ドアのすぐ脇にあるフロントにはおかみさん。神奈川県の一般公衆浴場入浴料は東京都と同じ450円だ。フロントの両サイドには暖簾が掛かっていて脱衣所への入口になっている。右側の暖簾をくぐって脱衣所へ入る。
脱衣所はそれほど広くない。畳表の腰掛けを兼ねた台があり、灰皿が置かれている。東京都では銭湯施設内は禁煙となっているが、神奈川県では禁煙化・分煙化はまだあまり進んでいないようだ。
脱衣所内の主な備付品は洗面台×1、ドライヤー(2分20円)×1、アナログ体重計×1、椅子×2、そしてソフトドリンクの自動販売機。ロッカーはちょっと変わった構成だ。まず上段に幅約30cm×高さ約40cmの箱が4つ、下段に幅約40cm×高さ約30cmの箱が3つあるロッカーユニットが2台。幅約20cm×高さ約80cmのハンガー付きタイプのものが4列×2段。そしてサウナ利用者専用としてやはり幅約20cm×高さ約80cmのものが7列×2段ある。脱衣カゴはない。
今回は40×30タイプを使用したが、ドイター・スーパーバイクを寝かせて入れられるので、30×40タイプよりも使いやすいと思う。
浴室は奥行があまりないが間口は広い形状だ。奥の壁はペンキ画ではなく、細長くて凹凸のあるタイルを使用したモザイク。おそらく草花の図案と思われる。天井はアーチ状になっている。高さは十分にあるが夕陽はあまり入ってこない。
桶は黄色ケロリン、椅子は市販型。カラン配置は男女境壁側より7+(5+5)+(5+0)。このうち男女境壁の両端カラン、第1島カランの外壁側カランの浴槽寄りの1か所、および第2島カランの男女境壁側カランの浴槽寄りの1か所の計4か所にはシャワーヘッドがない(下図参照)。
浴 槽
|×
男 |○ ○|× ×|
女 |○ ○|○ ○| 外
境 |○ ○|○ ○| 壁 ○:シャワーヘッドあり
壁 |○ ○|○ ○| 側 ×:シャワーヘッドなし
側 |○ ○|○ ○|
|×
↑ ↑
第1島 第2島
脱 衣 所
浴室外壁側には通常のシャワーブースが2つと、円筒形ブース内のさまざまな高さ、さまざまな位置に配置されたノズルから水が大量に噴き出してくるシャワーブースが1つある。
浴槽は5種類あるが、主浴室の3つ、主浴室の外壁側に設けられたサウナ室前の2つに分かれている。
まずは主浴室の3槽。向かって左が2人分のジェット湯。真ん中が円形のバイブラ槽で大きさは4~5人分か。右が電気風呂で3~4人分ほどの大きさ。湯温計では42°C、体感上もほぼ同じ、それなりに長湯のできる温度だ。
サウナ室前の2槽は薬湯と水風呂でそれぞれ2人分ほどの大きさ。薬湯は黄緑色の湯で、主にサウナ利用者が入ることを前提にしているのだろう、温度は25~26°Cと低めに設定されている。サウナ室は6人分ほどの大きさに見えた。
ヘルスよしの湯では手ぶらセットが2種類用意されている。タオルと石鹸、シャンプーなどの基本セットが100円、これにカミソリなどを加えたセットが200円とリーズナブルな価格設定だ。
駐車場はヘルスよしの湯の敷地内に1台分あるほか、隣の駐車場(ほたる駐車場)の壁側奥から5台分も使用できるようだ。
駐輪スペースは建物前ということになろう。ロビー側は駐車禁止となっているが自転車なら置いてよいと思う。スタンドレスでも何とかなるだろう。
◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇
この日、ヘルスよしの湯へ行く途中の坂を上りきったときはかなり息が上がった。
上り坂はきつければきついほど、上りきったときの満足感は大きい。わたしのような40過ぎのおっさんであればなおさらそうだ。坂を上りきるだけの体力がまだ残っていることが証明できたからだ。
平均寿命から見て、わたしの人生は残り40年足らず。自転車で坂を上るなんてことができるのはせいぜいあと20年ぐらいだろう。
20年しかないと見るか、20年もあると見るか。いずれにせよ、時はあっという間に過ぎていくのだ。
ヘルスよしの湯
神奈川県川崎市多摩区西生田4-12-4
044-966-1035
営業時間 16:00~24:00
定休日 月曜
サウナ 680円(入浴料込み)
貸しタオル 20円
貸しバスタオル 50円
大きな地図で見る
PR
カテゴリー
最新TB
アーカイブ