ただメタボ対策のためでなく-自転車で銭湯めぐり
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「ツール・ド・銭湯2010」第8ステージは5月18日(火)。東京地方は夏日となったこの日、訪れたのは国分寺市の「福の湯」。体力も戻ってきたので少しだけ距離を伸ばした。
福の湯は、JR中央線、西武多摩湖線の国分寺駅から徒歩約8分の連雀通り沿いにある銭湯だ。通りの向かいこそ寺院と神社であるが、周辺は住宅地である。裏手にはスーパーマーケットがあり賑わっている。さらにはホームセンターや大きなスーパーが徒歩圏内に2軒あり、生活するには非常に便利なところである。そのぶん家賃も高いのだろうけど。
さて、福の湯は瓦葺き屋根の戸建銭湯である。建物は大きいが入口はアルミサッシのドアが閉まっていて、また目立つ看板などもないため、意識していないと一般の民家に見えるかもしれない。
入口には牛乳石鹸の暖簾が掛かっている。
アルミサッシのドアを開けると男女別の下足箱がある。男湯は左側で、下足板はプラスチック製である。
下足箱の先は番台。おかみさんが座っている。脱衣所へ入ると、外見よりもずっと古い銭湯であることに少し驚く。
脱衣所は広く、入口そばに脱衣カゴがたくさん積まれていて、部屋の真ん中には小さなテーブルと椅子が置かれている。天井は格天井で、そこから蛍光灯を十字型に配置した照明がぶら下がっている。男女の境は大鏡になっていて、その上に置かれた小さなラジカセからはTBSラジオが流れている。
ロッカーはすべて3:4型で、外壁側に10列×4段。ただしそのうちの3分の1くらいはカギが抜かれた状態だ。相客は4人ほどだったので最初から使用できない箱が結構あることになる。愛用のドイター・スーパーバイクは問題なく収まった。
脱衣所内の備付品はアナログ体重計、ソフトドリンクの販売ケース、浴用品や下着の販売ケース、ドライヤー(20円)×2、洗濯機。このほか新旧2台のマッサージチェアがあり、新しいほうは15分/200円、古いほうは10円(使用時間は不明)である。
浴室もなかなかの広さだ。特に間口方向が広く見える。桶は黄色ケロリン、椅子は丸型の市販品。カラン配置は6+(3+3)+6。島カランと壁の間隔はゆったりしている。外壁と男女境壁のカランはシャワーヘッド付きだが、島カランにはシャワーヘッドも鏡もない。
天井は二段式。高さは十分にあるが窓が曇りガラスのためか日光がいくぶん遮られている。
奥壁は早川氏によるペンキ画。中央に富士山が聳える海岸の風景で、岩場に波が打ち付けられ白いしぶきが上がっている。豪快な波音が聞こえてきそうな絵だ。「西伊豆 平成19年9月3日」と書き込まれている。浴槽のすぐ上の部分はタイル画。さまざまな色の鯉が泳いでいる。色褪せているのがまたいい。
浴槽は2槽。ただし仕切り壁に穴が開いているので湯はそれぞれを行き来できる。向かって左側(外壁側)は4人がゆったり入れる浅湯で、その左半分はバイブラ、右半分は仕掛けなし。向かって右側(境壁側)の浴槽は深湯。こちらは何の仕掛けもない。大きさは3~4人分ぐらいだろう。
湯は熱めだ。湯温計を見ると44°Cを指している。実際にそのくらいだと思うが、肌当たりがいいのだろうか、不思議と熱すぎるとは思わなかった。相客の一人はわたしが出た後に注水していたけど。
湯上り後は脱衣所でしばらく休んで汗が引くのを待った。開け放たれたガラス戸の先には小さな縁側があって、そこから入ってくる風が心地よい。
入浴受付は22:30まで
内部はおそらく昔のままなので、他の多くの銭湯と比べると設備は充実していない。島カランに鏡がないことはすでに書いたが、水風呂やサウナもなく、またシャワーブースもない。そのため多少不便な点があるのは否めない。だが、福の湯の雰囲気と湯はかなり気に入った。自宅からの距離は遠いというほどではないが、「ひとっ風呂浴びてくるか」の勢いで気軽に行ける場所でないのが残念だ。
福の湯には駐車場はない。駐輪場は入口の右側に屋根付きのスペースがある。
福の湯 (国分寺2番)
東京都国分寺市本多2-15-15
042-323-2425
営業時間 16:00~23:00
定休日 月曜
『1010』あり
福の湯は、JR中央線、西武多摩湖線の国分寺駅から徒歩約8分の連雀通り沿いにある銭湯だ。通りの向かいこそ寺院と神社であるが、周辺は住宅地である。裏手にはスーパーマーケットがあり賑わっている。さらにはホームセンターや大きなスーパーが徒歩圏内に2軒あり、生活するには非常に便利なところである。そのぶん家賃も高いのだろうけど。
さて、福の湯は瓦葺き屋根の戸建銭湯である。建物は大きいが入口はアルミサッシのドアが閉まっていて、また目立つ看板などもないため、意識していないと一般の民家に見えるかもしれない。
入口には牛乳石鹸の暖簾が掛かっている。
アルミサッシのドアを開けると男女別の下足箱がある。男湯は左側で、下足板はプラスチック製である。
下足箱の先は番台。おかみさんが座っている。脱衣所へ入ると、外見よりもずっと古い銭湯であることに少し驚く。
脱衣所は広く、入口そばに脱衣カゴがたくさん積まれていて、部屋の真ん中には小さなテーブルと椅子が置かれている。天井は格天井で、そこから蛍光灯を十字型に配置した照明がぶら下がっている。男女の境は大鏡になっていて、その上に置かれた小さなラジカセからはTBSラジオが流れている。
ロッカーはすべて3:4型で、外壁側に10列×4段。ただしそのうちの3分の1くらいはカギが抜かれた状態だ。相客は4人ほどだったので最初から使用できない箱が結構あることになる。愛用のドイター・スーパーバイクは問題なく収まった。
脱衣所内の備付品はアナログ体重計、ソフトドリンクの販売ケース、浴用品や下着の販売ケース、ドライヤー(20円)×2、洗濯機。このほか新旧2台のマッサージチェアがあり、新しいほうは15分/200円、古いほうは10円(使用時間は不明)である。
浴室もなかなかの広さだ。特に間口方向が広く見える。桶は黄色ケロリン、椅子は丸型の市販品。カラン配置は6+(3+3)+6。島カランと壁の間隔はゆったりしている。外壁と男女境壁のカランはシャワーヘッド付きだが、島カランにはシャワーヘッドも鏡もない。
天井は二段式。高さは十分にあるが窓が曇りガラスのためか日光がいくぶん遮られている。
奥壁は早川氏によるペンキ画。中央に富士山が聳える海岸の風景で、岩場に波が打ち付けられ白いしぶきが上がっている。豪快な波音が聞こえてきそうな絵だ。「西伊豆 平成19年9月3日」と書き込まれている。浴槽のすぐ上の部分はタイル画。さまざまな色の鯉が泳いでいる。色褪せているのがまたいい。
浴槽は2槽。ただし仕切り壁に穴が開いているので湯はそれぞれを行き来できる。向かって左側(外壁側)は4人がゆったり入れる浅湯で、その左半分はバイブラ、右半分は仕掛けなし。向かって右側(境壁側)の浴槽は深湯。こちらは何の仕掛けもない。大きさは3~4人分ぐらいだろう。
湯は熱めだ。湯温計を見ると44°Cを指している。実際にそのくらいだと思うが、肌当たりがいいのだろうか、不思議と熱すぎるとは思わなかった。相客の一人はわたしが出た後に注水していたけど。
湯上り後は脱衣所でしばらく休んで汗が引くのを待った。開け放たれたガラス戸の先には小さな縁側があって、そこから入ってくる風が心地よい。
入浴受付は22:30まで
内部はおそらく昔のままなので、他の多くの銭湯と比べると設備は充実していない。島カランに鏡がないことはすでに書いたが、水風呂やサウナもなく、またシャワーブースもない。そのため多少不便な点があるのは否めない。だが、福の湯の雰囲気と湯はかなり気に入った。自宅からの距離は遠いというほどではないが、「ひとっ風呂浴びてくるか」の勢いで気軽に行ける場所でないのが残念だ。
福の湯には駐車場はない。駐輪場は入口の右側に屋根付きのスペースがある。
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福の湯 (国分寺2番)
東京都国分寺市本多2-15-15
042-323-2425
営業時間 16:00~23:00
定休日 月曜
『1010』あり
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