ただメタボ対策のためでなく-自転車で銭湯めぐり
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「ツール・ド・銭湯2009」第5ステージは5月13日(水)、世田谷区の「えの木湯」。
えの木湯は京王線の千歳烏山駅から南へ約1.2km、都道118号線の榎交差点そばのセブンイレブンの隣という非常にわかりやすい場所にある。
周囲は駐車場になっているが、セブンイレブン専用、隣の寿司屋専用のように決められている。もちろんえの木湯専用駐車場もあるのでクルマで行かれるときは適切な場所に駐車してほしい。
駐輪場についても同様で、えの木湯正面が銭湯とコインランドリー専用の駐輪場となっている。しかし植え込みがあるのでスタンドレスのバイクをここに停めるのはちょっと難しい。右手の壁に立てかけさせてもらえると思う。
建物はスカイブルーの2階建て。なんとなく小さな教会を思わせる。それほど古くは見えないが、下足箱(下足板はプラスチック製)は十分に使いこまれている。
下足箱を上がるとガラス戸があり、右手にフロントがある。奥にはロビーが見える。
料金(450円)を支払う。フロントは気さくそうなおやじさんだ。
男湯は向かって右側。脱衣所への通路はやはりクランク状になっている。いまごろ気付いたが、脱衣所の出入口にドアのないフロント式銭湯では、ロビーのどの位置からも脱衣所が見えないように通路を曲げているのだ。
脱衣所は広い。実際に測ったわけではないが5m×10mぐらいか。設備は洗面台×2、ドライヤー(有料)×2、マッサージチェア×2、フットマッサージ機×1。黒い綿棒、ティッシュペーパー、ハンドソープが備えてある。
裏手には小さなテラスがあり、脱衣所から出ることができる。テラスにはベンチと灰皿が置かれている。さらに裏手をよく見ると、とても小さな庭があり、池には白いコイが泳いでいる。
ロッカーはSAKURA III。幅30cm×高さ40cmのものが60箱。縦長タイプがいくつかあるが、これは常連客向けの月極めロッカーだ。脱衣カゴはない。
浴室は脱衣所の倍ぐらいの広さ。白と薄い青のタイルが基調となっている。カラン配置は仕切り壁側より7+(5+5)+3。すべてシャワーヘッド付き。島カランと外壁側は若干離れていて、間には私物棚がある。
この私物棚、日帰り温泉やスーパー銭湯にはほとんどといっていいほど設置されているのだが、銭湯ではあまり見たことがない。
浴槽に浸かっているときは石鹸やシャンプーなどの浴用道具をカラン周りに置いたままなので、場所取りをしている形になってしまう。わたしが銭湯に行くときはいつも空いていて、幸い洗い場待ちをしたことも他の人を待たせたこともないのだが、混雑しているときはどうするのだろう。洗い場を効率よく使うため、わたしはなるべく多くの銭湯が私物棚を採り入れたらよいと思う。
さて、浴槽は薬湯(2~3名)、弱ジェット(3~5名)、ステンレス枕付きのマッサージバス(2名)。薬湯は青色(名称未確認)で湯温計は43°Cと熱め。体感的にも熱くて、浸かっていると向うずねがピリピリしてきた。
弱ジェットは湯温計が46°Cという高温を指している。しかし銭湯の湯温計はあまりあてにならないようだ。実際にはぬるく、40~41°Cぐらいだろう。マッサージバスもほぼ同じ温度だ。湯は軟水ということだが、肌で違いを感じることはできなかった。
えの木湯にはサウナがあるが、わたしはサウナがあまり得意ではないので利用しない。そのため追加料金は不明。また扉のガラスが不透明のため広さも不明。
なお、サウナ入口の右側にシャワーブースが1つある。
えの木湯の2階は銭湯には珍しく休憩所になっている。浴室は2階分の高さが必要だが脱衣所はそこまでの高さは必ずしも必要ではない。そこで脱衣所の部分をロフト風にしているのだ。
休憩所は男女別で、ソファーとオットマンが6人分ある。テレビなどはない。また脱衣所、休憩所ともに自動販売機は設置していない。
ちなみに隣の「栄寿司総本店」(ホームページあり)は土日の夜は並んで待つほどの繁盛店らしい。えの木湯でさっぱりしてから寿司をつまむ、なんていうのはいかがだろう。
えの木湯
東京都世田谷区祖師谷6-33-15
03-3300-1028
営業時間 15:00~23:30
定休日 火曜
大きな地図で見る
えの木湯は京王線の千歳烏山駅から南へ約1.2km、都道118号線の榎交差点そばのセブンイレブンの隣という非常にわかりやすい場所にある。
周囲は駐車場になっているが、セブンイレブン専用、隣の寿司屋専用のように決められている。もちろんえの木湯専用駐車場もあるのでクルマで行かれるときは適切な場所に駐車してほしい。
駐輪場についても同様で、えの木湯正面が銭湯とコインランドリー専用の駐輪場となっている。しかし植え込みがあるのでスタンドレスのバイクをここに停めるのはちょっと難しい。右手の壁に立てかけさせてもらえると思う。
建物はスカイブルーの2階建て。なんとなく小さな教会を思わせる。それほど古くは見えないが、下足箱(下足板はプラスチック製)は十分に使いこまれている。
下足箱を上がるとガラス戸があり、右手にフロントがある。奥にはロビーが見える。
料金(450円)を支払う。フロントは気さくそうなおやじさんだ。
男湯は向かって右側。脱衣所への通路はやはりクランク状になっている。いまごろ気付いたが、脱衣所の出入口にドアのないフロント式銭湯では、ロビーのどの位置からも脱衣所が見えないように通路を曲げているのだ。
脱衣所は広い。実際に測ったわけではないが5m×10mぐらいか。設備は洗面台×2、ドライヤー(有料)×2、マッサージチェア×2、フットマッサージ機×1。黒い綿棒、ティッシュペーパー、ハンドソープが備えてある。
裏手には小さなテラスがあり、脱衣所から出ることができる。テラスにはベンチと灰皿が置かれている。さらに裏手をよく見ると、とても小さな庭があり、池には白いコイが泳いでいる。
ロッカーはSAKURA III。幅30cm×高さ40cmのものが60箱。縦長タイプがいくつかあるが、これは常連客向けの月極めロッカーだ。脱衣カゴはない。
浴室は脱衣所の倍ぐらいの広さ。白と薄い青のタイルが基調となっている。カラン配置は仕切り壁側より7+(5+5)+3。すべてシャワーヘッド付き。島カランと外壁側は若干離れていて、間には私物棚がある。
この私物棚、日帰り温泉やスーパー銭湯にはほとんどといっていいほど設置されているのだが、銭湯ではあまり見たことがない。
浴槽に浸かっているときは石鹸やシャンプーなどの浴用道具をカラン周りに置いたままなので、場所取りをしている形になってしまう。わたしが銭湯に行くときはいつも空いていて、幸い洗い場待ちをしたことも他の人を待たせたこともないのだが、混雑しているときはどうするのだろう。洗い場を効率よく使うため、わたしはなるべく多くの銭湯が私物棚を採り入れたらよいと思う。
さて、浴槽は薬湯(2~3名)、弱ジェット(3~5名)、ステンレス枕付きのマッサージバス(2名)。薬湯は青色(名称未確認)で湯温計は43°Cと熱め。体感的にも熱くて、浸かっていると向うずねがピリピリしてきた。
弱ジェットは湯温計が46°Cという高温を指している。しかし銭湯の湯温計はあまりあてにならないようだ。実際にはぬるく、40~41°Cぐらいだろう。マッサージバスもほぼ同じ温度だ。湯は軟水ということだが、肌で違いを感じることはできなかった。
えの木湯にはサウナがあるが、わたしはサウナがあまり得意ではないので利用しない。そのため追加料金は不明。また扉のガラスが不透明のため広さも不明。
なお、サウナ入口の右側にシャワーブースが1つある。
えの木湯の2階は銭湯には珍しく休憩所になっている。浴室は2階分の高さが必要だが脱衣所はそこまでの高さは必ずしも必要ではない。そこで脱衣所の部分をロフト風にしているのだ。
休憩所は男女別で、ソファーとオットマンが6人分ある。テレビなどはない。また脱衣所、休憩所ともに自動販売機は設置していない。
◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇
駅から少し離れた住宅地の銭湯のためか、それとも訪問時は空いていたせいか、ゆったり、のんびりとした湯浴みであった。ちなみに隣の「栄寿司総本店」(ホームページあり)は土日の夜は並んで待つほどの繁盛店らしい。えの木湯でさっぱりしてから寿司をつまむ、なんていうのはいかがだろう。
えの木湯
東京都世田谷区祖師谷6-33-15
03-3300-1028
営業時間 15:00~23:30
定休日 火曜
大きな地図で見る
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